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苦しいとき
なぜか
いつも上り坂があった
何でこんなときにと
腹が立ったけれど
その坂を上らなければ
目的の場所には行けないので
上るしかなかった
上り始めると
思っていたよりは ....
ぼくは今
2つの分かれ道の前に立っている
1つは空へ
1つは海へ
青い空に浮かぶ白い雲を眺めるのは
晴れ晴れしい
鳥の鳴く声は1つの楽器だろう
青い海に流れる白い波を目で追う ....
ついに定規は曲がった
まっすぐにしか使われない自分が
悲しくなったという
まっすぐに測れるものなんて
世の中のほんのわずかしかない
そう思ったらしい
もっと柔軟のある生き方を求めて
現実 ....
今は
モノが壊れ修理に出せば
直されるのではなく
取り替えられる
しかも悪い部分だけが
取り替えられるのではなく
まとまり全体ごと
抜き取られてしまう
使える部分の方が多いというのに
....
風が公園で遊んでいる
ブランコに乗っている
砂場で小さな山を作っている
広場でおにごっこをしている
風が公園で笑っている
ジャングルジムを伝わっている
ベンチの後ろに隠れている
ボー ....
今いる自分より
遥か遠くにいる自分を想うから
それが夢になる
夢はいつも
今の自分よりも良くて
だから
今の自分がつまらなく想えるけれど
そう想えるからこそ
夢である価値がある
....
こんなに寒い夜だというのに
星空はどこか温かい
立ち止まって眺めれば
点と点は線になる
こんなに距離が遠いというのに
星空はどこか近い
目を凝らして眺めれば
どこかとどこかがつながっ ....
今日生きれてよかったと
思える日が一日でもあれば
一週間は生きてゆこうと思える
今週生きててよかったと
思える週が一週間でもあれば
一ヶ月は生きてゆこうと思える
そう思えるのはわず ....
君が疲れきっているのは
ずっと走ってきたから
君が泣いているのは
ずっと戦ってきたから
君が落ち込んでいるのは
ずっと努力してきたから
君が笑っているのは
ずっと耐え続けてき ....
灰色の日
カエルのせわしい声が
遠くからも近くからも
響いてくる
やりたいことをやろうか
やめようか
心が迷ってしまう日
銀色の日
車の通る小さな音が
遠くからも近くからも
大 ....
ぼくは詩人
人は人と一緒にいることで
何かの安心を得られるのかも
しれない
今日もまた
朝の散歩をしていると
1本の百合に出会いました
他の草や花よりも背が高く
誇らし ....