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炎昼を赤子の声で鳴く蝉や
誘蛾灯十枚の爪かかりけり
泳ぎきし手足を埋めて砂の城
真夜中の汗つま先へ到達す
扇風機ふいに大きく頷けり
蟹踏みし踵より蟹生まれ{ルビ出=い}づ ....
油蝉の断末魔に
ふりむくと
老婆がひとり
まどろんでいた
石段にひろげられた紙の上に
硬貨をひとつ
投げてやった
老婆は顔を上げると
おれの目を
じっと見つめた
あくる日
老 ....
ニフティのF文学(文学フォーラム)には、『いまのは倶楽部』という短歌・俳句の会議室があり、私はそこで読み書きをしていました。
私が参加しはじめたころは、発言数は一日四つか五つくらいだったでしょう ....
一回転してしまえない飛び出せないからぶらんこの鎖がたわむ
靴だけを先に逃がしてぶらんこに繋がれたまま残ったわたし
順番を待ってから乗るぶらんこはつまらないからぎりぎりねじる
ぶらんこ ....
千波 一也さんの渦巻二三五さんおすすめリスト
(4)
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カテゴリ
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日付
怪談俳句
-
渦巻二三 ...
俳句
19+*
07-9-10
夏の終わり
-
渦巻二三 ...
自由詩
9
07-9-10
パソコン通信の思い出_3
-
渦巻二三 ...
散文(批評 ...
12
07-6-29
ぶらんこ
-
渦巻二三 ...
短歌
11*
07-5-2
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