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ふとした瞬間に
高く昇り過ぎた月に右手が重なり
青白く汚れて見えた

誰かを待っている
でもそれは僕じゃない

綿密な時間のこぶ
質量のないものへ憧れながら
君はもう消えてなくなった ....
点滅する少女は
望遠鏡をかかげて
現実と空想
切り取り方を気にしてる
そっと
指を放ったり
明日は雨
かさをもって
来ていない
はだしで歩く
この星ぞら
雪の街で眠る君よ
すっと前を睨み
歩きなさい

何も知らなくてよい
ということはなく
何枚もの鏡が重なる夜

退屈な日はお泣きなさい
その大きな身体を震わせて
いつか来る日のために ....
テトラポットは
青年を待っている
彼の落とす
欠伸を拾う青

手打ち網が
魚の背鰭を流れる
汽水湖の空
腰を覆う
水の束

地平線の呼吸
千波 一也さんのシャーロットさんおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
午前二時のベランダ- シャーロ ...自由詩206-6-25
ウォータースマイル- シャーロ ...自由詩306-5-15
シャン・ゴーレム- シャーロ ...自由詩606-5-1
- シャーロ ...自由詩606-4-5

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