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黄色に銀杏の葉は染まり
秋の終りの冷たい雨を浴びて
一枚、また、一枚と散っています
月日は流れ香りだけ残し
貴方は遠い場所へと旅立って
私は二度と帰らぬ貴方を待ち続ける
未亡人と化す
....
波音だけが静かに夜風に乗り
私の髪を通り抜けた
海面を漂う月
蟹は静かに砂に潜る
意味もなく
浜辺に文字を書いた
同じ波は二度と繰る事無く
私の足元をすり抜けて消えた
秋の ....
千波 一也さんの海月さんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
未亡人
-
海月
自由詩
6*
06-12-9
思い出へ
-
海月
自由詩
4*
06-10-5
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