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晩春の小雨は
しっとりと彩づくつつじを湿らせ
新緑のにほいを
みずみずしい大気に
浸透させるのであった。
もう水無月がそこにある。
円くなる月に気持ちを照らされ
遠のく月に寂しさを募らす
秋は深まり
吹き抜ける木枯らしに
人肌恋しと月を見上げる
煌めく星は
人知れず深遠になり
恋焦がれる気持ちは募るばかり ....
千波 一也さんの流人さんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
晩春の朝
-
流人
自由詩
2
06-5-16
月波楼
-
流人
自由詩
3
05-10-29
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