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{引用=名も知らぬ
草の花時夢見ては
ひとり朽ちゆく
徒花か}


いつしか

君を待っているのか

死を待っているのか

わからなくなった


届きはしない

小さ ....
言葉なく交わすあなたとの言葉

静寂に落ちたひとしずくの音色が

あなたのすべてを物語る

言葉なくあなたを抱きしめて

あなたへの誓いの言葉とする
君はゆっくりと翼をひろげる

まだ怖がってる様子の君に

僕はそっと囁く

「君なら飛べるよ」

君はどんどん落ちていき

とうとう地面にぶつかった

傷だらけの君は静かに振り ....
炎天の下

雪兎一匹

気紛れで生まれた

雪兎一匹

我を見つめて

涙が一滴

真夏の雪兎

溶けてそれきり
紅い 揺れて それは 儚く

獣を擽る

凡そ獣にはその美しさは理解できない

理解できない美しさが 擽る

紅く 夜露が 紅く 零れる

勿体無い ああ そう 獣は思った

 ....
顔の綺麗な女が顔の醜い男を笑い

顔で判断する女を性格で判断する男が笑い

性格で判断する男を冷めた女が笑い

冷めた女を熱狂的な平等主義者が笑い

平等主義者を死ねないペシミストが笑 ....
千波 一也さんの巧さんおすすめリスト(6)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夢見たき小夜の寝覚め- 自由詩2*05-11-17
言葉なく- 自由詩3+*05-10-19
嘘つき達- 自由詩5*05-9-28
真夏の雪兎- 自由詩6*05-9-22
花を喰う- 自由詩3*05-9-20
(嘲(笑)顔)- 自由詩4*05-9-14

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