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きみの吐く
藍色の空気につつまれるたび
わたしはぺしゃんこになる
圧縮されたわたしは宇宙をとびかう電波みたいに
ひらひらと空を舞い夜を見渡して
みどりの泉でからだをふやかし
きえない炎 ....
ひがしのそらに 夕焼けをみた
まぼろしだよ、と
ひとは笑う
からんと音をたてて
百円玉が落ちた
ころころところがって
排水溝に飛び込んだ
現実と、そうでないもの
境界は気付いた ....
ちりん、ちりりん
らん、らららん
まつりの夜をゆくひとは
みなしあわせの匂いがする
たとえばあの日
道のむこうにみた彼のせなか
風鈴の音に溶けゆくように
ふわり消えてしまった
....
千波 一也さんの八月のさかなさんおすすめリスト
(3)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
二酸化炭素いろのよる
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八月のさ ...
自由詩
11*
07-2-20
夕焼け
-
八月のさ ...
自由詩
8
05-7-16
まつりのよる
-
八月のさ ...
自由詩
5
05-7-15
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