すべてのおすすめ
ころころと
ころがり逃げることばをおいかけて
さかみちをわたしもころがる
わたしとわたしをかたちどるわたしとの境が
あいまいなゆうがた
おさかなもとりも
ちらばりおちるかきの実も
わ ....
細い道を一人で
ひっそりゆっくりあるいていると
背中をつめたい汗がするりとながれ
自分がほどけていくのがわかるのだ
おだやかにあれ
かぜとともにあれ
朝を生き 夜を生き
かぜのなかに ....
ゆびさきを闇にひたして
子宮の中に帰ろうとこころみる
背の高いくすのきがわらい
絡まる根でわたしをとらえた
蝉のねごとが聞こえる
綿毛のくしゃみが聞こえる
トマトの放出する酸素が見える ....
千波 一也さんの竹節一二三さんおすすめリスト
(3)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ころがる
-
竹節一二 ...
自由詩
3
07-6-29
優しい場所
-
竹節一二 ...
自由詩
6
05-9-30
ひそやかに
-
竹節一二 ...
自由詩
3*
05-5-24
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する