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突き抜けた青天から目をそらし
振り返ってしまうことがためらわれ
気付かなかったことにした

水滴ひとつ浮かばない箱を抱えて
所在を見つけようともしなかった
抜けた羽毛を一枚入れて
ふたを ....
家から少し歩くと公園がある
公園と言っても小さな広場にベンチがあるだけで
駅の側だし隣はパチンコ屋だし
おまけに向かいはコンビニがあってネオンがまぶしく
つまりは大変に騒々しい


気持 ....
たんぽぽの綿毛が木の枝に引っかかっていたから
指先でつまんで土に植えた


花は咲き木々は茂る
虫がいて動物がいて人間がいる
目の届くだけでも
数え切れない種類の命があり
全体数など計 ....
季節と季節の境目を
ぐっと引っ張り糸を千切る
結び目が外れ曖昧になる


ひとところにじっとしていられなくて
うろうろと歩き回る
だんだんどうでもよくなって
二つをまたいで大きく寝そべ ....
恋月 ぴのさんのあ。さんおすすめリスト(64)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
祈ることで許されると思っていた- あ。自由詩25*09-4-21
公園で- あ。自由詩8*09-3-8
数え切れない命のひとつでも- あ。自由詩5*09-3-1
三寒四温- あ。自由詩3*09-2-17

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