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凍てる指よ
松井の骨折のように外野は
草が深い
ぼくの夕陽から伸びる野の球。
眼球のようにやわらかいものが骨折している
ぼくのさみしい眼球譚が
そうして麦笛に ....
手のひらの中に
そっと星を隠していたら
夜になって光りだし
銀河系宇宙であることが
ばれてしまった
それは蝶のように
よぞらをかざって ....
佐藤伊織さんの天野茂典さんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
光臨
-
天野茂典
自由詩
11
06-5-15
ぼくの手はふつうなのだが
-
天野茂典
自由詩
18
05-3-9
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