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夜明け前に呼吸が足りなくなって
遠い地名を呼びながら目が覚める
ほんの、少し前まで
そこにあったはずの夢に
花を、植えたい
声の鳴る丘、霧降る峠、新しい駅の三番線
いつか出会ったような
....
あの人へ
何が、残せますか
つぶやいた言葉には、行方がありますか
いつも夏には
揺らめいて、薄れていくものが
近くにも、遠くにも
留めて
確かにそこに居たはずの
陽炎の ....
逢坂桜さんの霜天さんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
花を植えたい
-
霜天
自由詩
14
06-2-21
夏の奥、油性の足跡
-
霜天
自由詩
11
06-2-7
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