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ビニール傘に積もっていく雪を見ていたら君のことを思い出したんだ
あのとき手を差し伸べることが出来ていたならきっと
二人に違う運命が訪れていたのかも知れないと思いながら今日
つるつると ....
遠いところに住んでいる
遠い親戚の訃報が届く
喪服の用意をしながら
飛行機に乗るのが少し楽しみな私は
やはり不謹慎だろうか
昔の人だからたくさん苦労をしたんだろう
....
消えた小龍包
せいろの中に こじんまりと佇んでいたはずなのに
蓋を開けたらいなかった
一日の疲れを癒すあの甘い肉汁も無くなった
れんげの中で慎ましやかにしながらも誇りを持ったあ ....