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このちっぽけな{ルビ地球=ほし}では
いつも私が最後の女なの

ストーリー性にばかり期待して
くだらなくって厭だった
それが少女という夢だった
彼女がまばたく度に
その瞼に乗せられた青が
小さく揺れ
私は時折それを盗み見るようにしながら
彼女と彼の話を聞いていた。
車内には遅帰りのサラリーマンたちが
妙な静けさとともにか細い息をし ....
逢坂桜さんのかのこさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
最後の女- かのこ自由詩206-6-2
妄想都市・JR- かのこ散文(批評 ...206-2-24

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