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仕事帰りの街灯の下
夜がひたひたと打ち寄せている
その波打ち際に立ってふと
えッと吐き気を催した
げぼッと咳き込んだ口から足元へ落ちたのは
幼いころのお友達だ
あの頃いつも遊んでいた ....
わたしの生まれ育った村には
鮮やかな花が咲いていて
広大な田地が広がっている
野良犬がそこらじゅうにべとっと寝ていて
曖昧な微笑みを浮かべる村人と
いないはずの人たちが生きていた
たと ....
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好きと嫌いが
ギアの上で揺れていました
わたしはちょっと迷いましたが
結局どちらとも決められないまま
右手で好きも嫌いも
すっかり覆い隠して
細心の注意を払い
....
どうやら先日から
天井裏に
ねずみよりも大きくて
鳥よりも小さい何かの動物が住みついたらしい
夜になるとばたばたと走り回って
うるさいことこの上ない
ただ不思議なのは
わたしの真上で必ず ....
yo-yoさんの吉田ぐんじょうさんおすすめリスト
(4)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
秋の夜
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吉田ぐん ...
自由詩
30
08-10-14
(また)見えない人の話
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吉田ぐん ...
自由詩
17
08-7-28
仕事の話
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吉田ぐん ...
自由詩
25
07-3-11
かまいたちを一匹。
-
吉田ぐん ...
自由詩
12
07-1-7
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