すべてのおすすめ
すべてが終わると
その町にも銃を担いだ人たちがやってきた
彼らはこの国の言葉や
この国の言葉ではない言葉で話すものだから
町の人々はますます無口になった

少年は喧騒と沈黙でごったがえ ....
引っ越すと言うので
貰った8角形のコップ
口づける度
あなたの味して
使えません
甘栗むいちゃいました
三点倒立で甘栗むいちゃいました
航空ショーで甘栗むいちゃいました
筋肉ミュージカルで甘栗むいちゃいました
死海で浮かびながら甘栗むいちゃいました
女性専用車両で甘栗むい ....
水色の影を落とす
電信柱の
間を縫って
歩く
一歩前進ニ歩後退



赤く染まった
電信柱の
影を拾っては
投げ
歩く
一歩前進一歩後退



白く輝く
一番星の
 ....
そらのなかで 出逢ったり離れたり
丸めたり 広げたり
うたったり 黙ったり している
わたしらは不思議とそれを受け入れて
生きていたりする
生きていたり 死んでみたり とても
鮮やかに わ ....
世間はゴールデンウィークだけど
大人になった僕にはさほど関係ない

学生はいいなって思うけれど
大人になった今も良い

大人になった今でも 人に振り回されている自分がいる
それに抵抗する ....
矛先にロックする
闇雲にタックルする
永久(とこしえ)にリリックする
眼旗魚(めかじき)はジャンプする
古今東西コラージュする
死屍(しし)煌々とタップ踏む
鬼気猛進と詩いあげる
 ....
黒い猫は雨に打たれて可哀想でした
可哀想だったけど暗い路地裏にいたので
誰にも気づかれないで一人でにゃー、とかぼそく鳴いているだけです

冷たい雨が
猫を打って


誰かに拾われたほう ....
ほとんど白に見える山桜
山中に点景のように咲いている
近くにいくと何しに来たというように
無視しようとするので
おまえを見に来たのだというと
ちょっと嬉しそうな顔をする
こ ....
手をつないで
深いところまで、いってしまった


引いてゆくまにまに
記憶の砂がすれあっては
かすかに音をたてる
ノートブックの波に
毎日つづった、日記
夕立ちをよけて、キスをして、 ....
新しい靴は痛い
痛くない靴は選べない
長く歩くコトより、カッコ良く歩くことより
はきたい靴を選ぶ

靴音は、アスファルトに響いて跳ね返る

愛している煙草のパッケージ
これだけは変わら ....
失ったものは二度と戻って来る事はない

切断した腕のように
失明した目のように
脊椎を損傷した体のように

すべては痛みを伴い
辛い日々を送ることになる

それでも一生懸命リハビリを ....
夕暮れに
ひめりんごの花弁が
雪のように散ってゆき
落ちた先は
あの子の眠る
寒い土の上でした


最期の言葉も
交わさぬまま
突然
冬空へと消えた
一つきりの ....
きたぞ成長分岐点の苦しみでもない淡い自己嫌悪
それは今までの自分を棄てるという画期的な脳味噌
レミングとなってなだれおちてゆくのだきっとね
だからちょっとこの調子の悪さを軽く綴ってみる  ....
カラーコピーした野口英世を働き盛りのヤギに食わせる ひんやりしてる
ああ、とてもひんやりしているんだ
きもちいい
すごく、きもちいいな

この、
世界の内と外の境界あたりは
とにかくひんやりしていて、きもちいい

それにしても
馬鹿 ....
朝から降り始めた雨は
午後になっても
「しとしと」

腕に絡みつくように降りつづけている


こういう降り方をする雨は
すぐに止んだためしがない
経験豊富な予報士も
「これば ....
   欠落している記憶

      淡い水彩画
      
             
   身体の刺激の記憶より

      海馬の記憶


   目を閉じる
  ....
竹の子は
一枚、一枚皮を剥ぎ
どんな風雨に曝されようと
曲がる事無く
真っ直ぐに
天を指差す竹になる
私も、竹でありたいな
{引用=消しゴムに 好きな人の名前を 書いて 使いきると 恋が叶うよ
って 今でも 言うのかな?}

ほら

使ったこと無いんでしょ?
そこに
愛が住んでるんだよ。
風が窓を叩く
君…?
夢を見た私は
叩く音に涙を流した

両手いっぱいの月の欠片
想い出でくっ付けて
あの頃の笑顔を作ってみた
君の写真立
ツーショットの数え切れないプリクラに
描 ....
さようならが別れの言葉じゃないとしたら
僕らは何て言えばよかったんだろう

*******************


あなたとキスした日の夜の空に

綺麗な星達が浮かび上がり ....
どうにも身動きが取れなくなる私の
胸の上のあたりで、座っている息苦しさは
行進の仕方を忘れて
隊列に戻れなくなっている
らしい

それは確かにそこに存在しているので



手を頭の ....
ミルクが欲しい1歳は
男が欲しい21歳に
あっけなく捨て去られる

新しいゲームソフトが欲しい12歳が
プラダが欲しい32歳の
財布から金を抜き取る

夢が欲しい33歳は
安定が欲し ....
ゼリーに閉じ込めました
あるのならば 白桃や苺や なんやかんや
できることなら 凍った息や大根の湯気

風船の実の中にあるチョコレートは
あると思っていたけれど
6歳のときに無いことを知り ....
蝶番 灯さんの自由詩おすすめリスト(25)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
すべてのあとで- たもつ自由詩4705-6-2
MALCOLM- 月山一天自由詩10*05-6-2
甘栗むいちゃいました- マスイジ ...自由詩58*05-5-18
明日への道を- びわ自由詩5*05-5-3
電波- tonpekep自由詩5*05-5-3
日記みたいな詩- 幸亜自由詩1*05-5-3
僕等の中のチャーリーへ- ayu-m自由詩205-5-2
黒い猫。- 千翔自由詩605-5-2
山桜_- あおば自由詩3*05-5-1
かなしい、さかな- 望月 ゆ ...自由詩25*05-4-30
シンフォニー- e R i自由詩4*05-4-30
疑似喪失- ポンテク自由詩3*05-4-29
花の墓標- 嶋中すず自由詩43*05-4-29
右にいったらそれ以上_左にいってもそれ以上の花- ayu-m自由詩305-4-29
絵本の金- 桜 葉一自由詩105-4-29
ボーダーライン- 大覚アキ ...自由詩305-4-29
気象予報士の午後- 牧村 空 ...自由詩205-4-29
- ナガシー自由詩3*05-4-29
- ひろよ自由詩2*05-4-28
愛が住む場所- くしゃみ自由詩3*05-4-28
月の欠片- *くろい ...自由詩2*05-4-28
Kの葬列- 虹村 凌自由詩5*05-4-27
夜半麻酔- 霜天自由詩605-4-27
滑らかに廻り続ける欲望の輪- 大覚アキ ...自由詩126*05-2-27
ゼリー- 湾鶴自由詩303-11-17

Home