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友達とランチ

この前の動物園でさあ。
ん?私行ってないよ。
えー、いたよお。
いないよお。
いたよお。
え?
ん?

・・・・・どっち?


そういえば、いなかったような・ ....
空を

どこまでも飛んでみるということを
振り返った視線の、端のほうの夢の中
ほんの少しの香りで、漂っている

今、この辺りで



いつのまにか、梯子がなくなっている
あの木の ....
ある都会の交差点
溢れるような人混みの中で
オレは一人佇む
思いっきり息を吸い込んで


「ふとんがぁぁ〜〜ふっとんだぁぁぁ〜〜!!」


すべてが止まって
360度か ....
オバサン 
       檮瀬チカ
朝 ラッシュ時の改札をくぐり抜け
列車の扉を開くのを待ちかまえて
飛び込んでゆくのを
不器用に追いかけ押されながら
乗り込んだ朝
列車のつり革につかま ....
 
 この電車は
 各駅には止まりますが 
 貴方の目的地には
 止まりません
 
天井に頭がつきそうなあなたと
どてっ腹に穴のあいた私は
どこか浮かれた心地で手を繋ぎます
やがて日暮れて
子どもたちはそれぞれのミノに潜りはじめる
私たちも
アンゴラのマフラーを身につけま ....
おおきくて

たったひとつのものは

ない とおもうので

ゆるしも ありません


つながらなかった 

きれはしは

あおく もえています


しずかに すこしずつ ....
公園は散らかっていて、とてもきれいだった
それにさくさくと音まで付いてくる

紅葉も黄葉もその他いろいろも
カラフルで
道を進めるのが楽しい
何のいわれもなく
常緑樹がつまらなく思えて
 ....
触れ合うこころが欲しかっただけ

伸ばした手を引いてくれたのは

あなた

届かぬ想いを拾い集めてくれたのは

あなた



何がいけなかったというの

そっと寄り添いた ....
君がシャワーを浴びる間に即興でできあがるパラレルワールド。

着信がメロディーで看板が歌詞でぼくらの街は音楽になる。

風景はマルチなシマシマにすりぬけるスピードのカラフルな焦燥。

街路 ....
パパが死んだ
太陽がすごくまぶしくて
私は赤い靴がほしかった
ママはセックスをしていた

   ねえ、おじいちゃん
   あなたの人生はどんなだった?
   どんなキスをしたの?
   ....
  おや、河をめざしていたのではなかったのですか


           はい、ここは河です


  どうにも、ここは海、のようですが
  その証拠に、
  こんなにも広く、青い
 ....
はあと は ぎりぎり
うめられ そこねた めまい

つい に はしり
とれいん れん あま だれ

はれた め の うら ない
のど ごし ごし

だ から 
かぶり つか ....
夜が終わろうとしている
真夏午前四時半の空は青ざめて

ほのかに光るシリウス
さっきまでは見えていたプレアデスは
もう見えない

コオロギが鳴いている
いちばんよく響くあれは
たぶん ....
胸に黒い塊を飲み込んで
眠りにこの身を委ねよう

言葉にできない
どろどろした想い
弱さ
みんなみんな飲み込んでしまえ

吐き出せば誰かが傷つく
自分も傷つく
せっかくの青空も濁っ ....
くちびるを閉じると
世界とわたしは
分かれます
くちびるを開くと
世界とわたしは
またつながります
分かれたり、つながったり
くりかえし、くりかえして
わたしはまた少し
遠くへと ....
あのビルは
誰の羽なのでしょうか
あんなに高くて
空に届かない
見上げるわたしたちは
いつまでも
一枚の写真でした
周りが綺麗に見える日がある
みんなが綺麗に見えてくる日がある

そんな時
自分がとても醜い生き物のように見える
自分がとても汚れた生き物のようにも見える

どす黒く
心の奥底まで侵され ....
細い月をなぞる
何も言わないで
綺麗な言葉はうそばっかり

今日は見えないあなたの影も
光があたれば宝石の輝き
影ってそういうものなのね

細い月
あなたに言葉が無くて良かった
暗 ....
君の姿が見えないと
遠い街からメッセージ

いつも笑っていたから
いつだってふわふわしていたから
貴方は心配ばかりしてくれた

ちょっとだけ眠ったふりしてるだけなんだ
たまには疲れるこ ....
気持ちいいことしよう
だから早くこっちにおいでよ
恥ずかしがることないよ

遠くに見える森
意外に近いよ
暑い日差しを避けて
日陰の小道へ

通ったことない?
そう、大丈夫、案内し ....
俯きがちという言い方は生ぬるく
人々の首は、方角の違いはあれど
完全に折れています


それぞれに掛かる負荷の為に
多くの頭は地面の方向へ折れています
左や右へ折れている首も ....
あなたという人を考察する

それは
この1年半の
無駄な作業だ
無駄ではなかったと思い込みたいのか
振る舞いで何か言おうとしている

現在の私は
あなた以外にも
解ってしまったこと ....
都会の夕方は

人の波だよ

みんな無表情だ

悲しいことも

つらいこともあるはずなのに

あなたも

この人の波にいるのか

俺に

あなたの心の傷を見せて欲しい
 ....
停滞気味の睡眠欲を尻目に
ねこの声がききたいなあとおもう
あんまり飲み込みすぎているこのごろの月に
だらだらと自己申告しつづけている

どこで誰がいなくなったのかもしらずに
歩道橋にぽつぽ ....
午前二時
街もとっくに寝静まり
街の灯りも全て消え
まるでこの世に
自分しかいないような
恐怖

窓を開け
月を眺める
この月を今
どこかで見ているあなたと
いつか出会ってしまう ....
芯 が 折れた
芯 は
ピキッ 
と ガラス を
こすった


芯 は 
なかなか 
頭打ち 
先のほうで
ピストン


カップを 煽る 渋る 
頬 底は透ける 
程し ....
ぼくは
きみに勝ちたかった。
なにで勝てるか
そもそも勝ち目なんてあるのか
とか
考えたけど
結局いつもこたえは出ないので
ただやみくもに
きみの上に立とう
立とう

していた ....
妻よ
おまえが夜眠っているとき
味噌汁は走り出すのだ
家人が寝静まると
味噌汁はお椀にはいり
玄関からそっと抜け出し
町内を走り出す

味噌汁は走る
(けして薬罐が空を飛ぶのではなく ....
あなたのざくろを手にとり
涙が止まらない
いつのまにか降った雨で
道は濡れている
雲は西へ西へ西へと渦まく
夕暮れはもう地のほうから蒼い


鉄塔をまわり終えれば
 ....
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