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喧噪に耳を澄まし、ベッドの角から落ちないよう微睡んでいる

くるまったタオルケットに熱がこもる


唇を添えて


彼女の名前を口ずさむ
プツリ

入れ立てのサイダーからはこぼれ落ちる無数の気泡

潰れてもつぶれても無くなることのないくらい弾けて消えていく気泡


いつの間に


それは静かな音を奏ではじめる
 ....
浴衣着て髪をゆって会いにゆきたい

慣れない下駄は足をきりきりひずませ

夏の暑さが心地よくなる

柔らかい心が潰れてきりきり悲鳴あげて


あの日一人で見上げた橋桁の花火
 ....
とうどうせいらさんの終さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
彼女の微熱- 自由詩4*05-8-28
Silent- 自由詩1*05-8-27
夏の予感- 自由詩12*05-8-24

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