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明るい朝の日差しのなかで。
痙攣する手が手渡そうとする綿毛のたんぽぽ。
飛び立ってゆく綿毛、綿毛、
白いこどもたち。


白いのは綿毛ではなく世界ではなく私の視界でありより正しく言うならば ....
口に含むたび
かみ切ってやろうと思うのに
かるく歯をたてることしかできない

こんな瞬間でさえも生殺与奪の権をにぎっているのは貴方なのだから

泣き出す寸前の子供みたいな顔で
貴方が嗚咽 ....
とうどうせいらさんの佐々宝砂さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
震顫- 佐々宝砂自由詩1406-4-15
夜の笛- 佐々宝砂自由詩304-10-18

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