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舐め取ってしまいたかった
肌に忍び込もうとする熱を
流れる川に見える反射を
足元に伸びる影の創造主を
(つまり、光を)
一見しなやかに見えるそれらの正体は
水あめみ ....
いくら考えてみたって、それは
途方もなく大きな壁だし
やっぱり誰かの覗き穴なのだ
漏れてる光は淡くて黄色くて
きっと幸福を形にしたものなんだけど
爪あとに似た影も見えるね
だからき ....
愛よ
おまえは道端の石ころみたいに
でしゃばりもせず佇んでいる
それは
太陽の光をたくさん吸い込んだ布団
使い古して先の曲がった万年筆
おどけた瞳を持った豚の貯金箱
....