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別にそんなに私の名前が変わってるとか、あんまり思わないんですけどね、
いたって普通だと思うんですけどね。
だからそんなに興味ないと思うんですけどね…ぶつぶつ…
でも一応お答えしようかなと…ブツブ ....
 何ともやっかいな詩人を採り上げてしまったものである。しかし、一度決めたからには、筆を先に進めなければならない。
 入沢康夫は難解な詩人である。とても一筋縄ではいかない。僕のような素人が立ち向かうな ....
作者 : かえるのこ
原作者 : かえる
かえるは かえるのこ のために 今まで持ったこともない筆を手にした。
実のところ
かえるのこは この作品で 鳴くことを覚えた。

{引用=

 ....
  
  *鉱石ラジオ


  暇をもてあました少年が、ふと思いついて鉱石ラジオを作った。
  黒猫はそのかたわらで目を細めてその様子を見守っていたが、
  いくらたっても何も聴こえてこな ....
  *三日月


  三日月の晩に、少年がふっと部屋から出て行くことを黒猫は知っている。
  塔の螺旋階段に響く足音が、とん、とん、とん、と続いて、
  てっぺんの窓を開ける音が聞こえて ....
 
  *蝶


  黒猫の気だるい微笑みは、いともたやすく蝶を虜にする。
  その静かに差し出された手の上に、青い翅の蝶がとまる様子を、
  少年は頬杖をついたまま眺めていた。
 「可 ....
 *夜半過ぎに


  夜半過ぎになって、その悲しい報せはもたらされた。
  そっと肩を寄せてきた黒猫が、
 「それは悲しいことだわ」
  と、うわごとのように何度か繰り返した。
  少 ....
 詩誌「荒地」に所属していた詩人たちの中でも、北村太郎の存在は一種特異である。鮎川信夫のように出発時に先頭に立つこともなければ、田村隆一のように低空飛行しながら生き延びることもない。最初期にはいかにも .... {引用=

「どのようなエクリチュールも、最終的には、言葉を知らない、コトバ以前の感覚的な、感性的な存在を、コトバによって、ということは同時に法によって貫かれた倫理的な世界へと、〜ある決定的な痛み ....
{引用=
「詩とはなにか?−この問いに対する答えは、詩の方法的、形式的側面からなされるのが普通です。しかし、形式的規律をもたない自由詩以後は、こうした側面からこれに答えることは、全く困難になってしま ....
{引用=
「詩学は詩の屍体解剖である」  高村光太郎


○まえがき:

 
   はじめにことわっておきますが、私は「詩学」について全くの無知です。はっきり言って、「詩学」が何たるか ....
22年間詩なんてもんは書いたことなかった
というのは嘘だ。

こんなことがあった。高校生の頃の話。

一年間の間に何度も、担任が 「次の作品展どうする?」と聞いてくる。
私は 「今回は、見 ....
 本当は、こんな文章を書くべきではないのかもしれない。ましてやそれを発表するなどということは、絶対にしてはいけないことなのかもしれない。だが、時には書かなければいられないこともあるし、書かなければなら .... 1.
サナギズムとはサナギのままでいることに硬派性を感じる主義である。
「俺は絶対蝶になってやんないもんね!」的な考え方が広く受け入れられローマからドイツ、日本の文化にまで大きな影響を与えた。 ....
 田村隆一は太平洋戦争後の荒廃した社会を的確な詩語で捉え、戦後詩壇を代表する存在になった。と、日本の詩の歴史ではそういうことになっているらしい。僕は言うまでもなく戦後生まれ、それも高度経済成長の真っ只 .... 麦朝夫さんという詩人のひとを
ぼくは知らなくて
知り合いのうちで読んで見つけて
なんだか
寂しく静かな思いがした。
それは、平日の昼間
なにもすることがなくて
近所の図書館に走り
空を ....
 詩をやっていこうと思う方は、本来「本を読むこと」が好きな人が多いです。それなりの向上心と努力があれば、関わってゆけるでしょう。
 ところが私は、本を読むのが大変苦手で、特に詩や小説、文学を読むこと ....
ボクは、12年間、入院しました。
病院は、いろんなことのある場所です。
亡くなる方もいれば、元気に退院していく方もいる。
何人の人を、ボクは見送ったのでしょうか。
何人の人の、冥福を祈ったので ....
嶋中すずさんの散文(批評随筆小説等)おすすめリスト(18)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
人生に影響を与えないような些細な疑問〜何故アザラシと戦うのか ...- アザラシ ...散文(批評 ...22*05-9-29
入沢康夫(「現在詩」の始まり)- 岡部淳太 ...散文(批評 ...10*05-9-12
"はじまりを残そう"そう_思った- ひより散文(批評 ...4*05-8-30
黒猫と少年(4)- 嘉野千尋散文(批評 ...7*05-4-19
黒猫と少年(3)- 嘉野千尋散文(批評 ...5*05-4-19
黒猫と少年(2)- 嘉野千尋散文(批評 ...8*05-4-18
黒猫と少年(1)- 嘉野千尋散文(批評 ...10*05-4-17
北村太郎(その詩と死)- 岡部淳太 ...散文(批評 ...12*05-4-17
【家庭の詩学】_#2_わかるということ- 043BLUE散文(批評 ...11*05-4-10
【家庭の詩学】_#1_詩とはなにか- 043BLUE散文(批評 ...10*05-4-9
【家庭の詩学】_まえがき- 043BLUE散文(批評 ...10*05-4-7
22年間_詩なんてものは書いたことなかった- 散文(批評 ...11*05-4-1
詩人の罪- 岡部淳太 ...散文(批評 ...40*05-3-25
サナギズム- 完食散文(批評 ...11*05-3-25
田村隆一(その詩行のかっこよさから語る)- 岡部淳太 ...散文(批評 ...30*05-2-20
ことばの自転車が通り過ぎていく…麦朝夫さんの詩を紹介します- 石川和広散文(批評 ...11*04-10-3
読書が下手でも詩が好きさ!- 木葉 揺散文(批評 ...15*04-7-4
12年間の入院と、高校生活を振り返って。。。(長いので暇つぶ ...- Lily of the ...散文(批評 ...6*04-3-4

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