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君がぽかんと口を開けているのは
口の中で風が吹いているからだ
その正体が何であるのか
問う方法も知らないまま
ある日突然に
君は君であることに気づくだろう
そしてそれは
君が君で無いこと ....
何を忘れたかったのだろう
街に一つしかない小さな駅で
男は窓の外に向かって手を振った
無人のホームでは鉢植えに植えられた
カモミールの花がゆれるばかり
やがて男を乗せた列車が発車すると
駅 ....
桜 歩美さんのたもつさんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
子供
-
たもつ
自由詩
38*
05-7-23
七人の男(手を振る男)
-
たもつ
自由詩
41*
05-7-12
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