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世界は
もっと不思議なままでよかったのに
虹の七色
逃げ水
姿見
知ってしまった全てが
恨めしい




君よ
その背中を覆う漆黒は
僕の夜だ
初めに与えたのは君のほう ....
黒板にハチミツを垂らし
甘ったるい と
自嘲ぎみにフフフッと鳴いた

浮かれっぱなしの蛍光ピンク
深緑の俺の椅子はドタッと弾かれ
哀れな姿
「愛を!!」と叫ぶシェイクスピアを
蛍光 ....
この世界
この大地
この地球


性別があるとしたら
女だ

勝手に征服され
勝手に耕され
勝手に区分けされて

でもあまり
関係無い

ほんとは
関係無い

そ ....
雨に煙る国道は
遠く空との境が曖昧で
その上を僕等は はぐれないように
線を引きながら

雨に迷うのはここでもあなたで
いつのまにか迷っているのは僕だったりして
ここまで迷ってしまうのは ....
つぶやくように
こみあげて
ながれて は
いかない

さからいなさい と
て をにぎりしめる

つけっぱなし の
けいこうとう 

うすい かげり

たたまれ ....
(一)


膨大な知識と情報のひとかけらを

カバンに入れる

新たな道が開けた瞬間である





(二)


ここにいない誰かへ

向けられた魂は

ここで ....
ラオウ「おまえの力はそんな程度か」
ケンシロウ「うふっ」と言いながら体が崩れる
(効果音)ちろりりーろーろー
 画面には終わりと表示される。
しかし!
(リンが叫ぶ)ケーン
ケンシロウ「う ....
濃度を増した緑 の根元
アスファルトには 日陰がある
かつて人だった空間には
かつて花束だったものが 積もっている


湿度に黒ずんだ日陰 の隣
アスファルトには 日向がある ....
なんとかがんばって
ごはんをつくってみたけれど
よくよくかんがえてみると
これっぽっちもたべたくなかった
つっかけをはいて
きばらしにそとへでてみても
いきたいところはどこにもなかった ....
気持ちいいことしよう
だから早くこっちにおいでよ
恥ずかしがることないよ

遠くに見える森
意外に近いよ
暑い日差しを避けて
日陰の小道へ

通ったことない?
そう、大丈夫、案内し ....
押入れに顔をつっこんで
ぐるりと見回したら
天井の端っこに
小さな穴ぼこがあいていました

穴ぼこの向こうは
下から見る限りでは
ただ ただ 暗闇でしたので
なんだか怖くなったぼくは
 ....
このうたは
ゆらゆら
かげろう

このうたは
ふあふあ
にゅうどうぐも

ぎんいろの
スプーンで
すくって
ぱくり
ぱくり
めしあがれ

おなかで
とろり
と ....
ここはどうも、とても乾いた場所のようだ、
湿度計は40%、まぁ普通みたいだけど、
でも喉が乾く、乾いてしかたない。

明日のことは明日になってから考えよう、
今日はゆるりと流れていく、
サ ....
                       きゃらめる 8


  はな

  1

あたたかくなるまで
まちましょう
きっとあいずがあるから
それまで
まちましょう

 ....
またやってしまった
ガチャガチャするチャンネルを
音のないようこっそりひねる

母の目を盗むということ
初めての
番組で

時折なまめかしく
じゅうたんに目配せしながら
やっぱり見 ....
「結婚しないの?山内さん」
とは セクハラなんやけども
小さい都市なのでまあ
お茶菓子とともに 語り合い
娘がおりますけど あんたら 話したらひきますやんかあ
アチラが立っても こちらは立た ....
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ほらまた此処に
寂しがり屋が一人
入院病棟の生暖かい清潔な
空気を吸いこみ眠る
窓の外に見える
看護師寮では
真夜中にドアが何度も開閉する
夢を見るほど深くは
眠れない午前三時
静かに誰かが走り
病室の前を駈け抜ける
 ....
つむじがふたつある頭を
持ち運びながらぼくは午後を生きはじめる
彼女が泣いていたよ
きみの顔がおもいだせないぼく

きみが縄に手をかけたとき
世界は曇りすぎていたかい
ねえ彼女も彼女とき ....
ほろほろ おもいで

やすんで ゆれる


たいようは

わたしの あとを

ほっくり てらして

かげのなか おいかけて


そらのいろが かわるころ

そっ ....
ときどき
おるごおるを ひきだしからだすと
ものがなしい おとがする

くらいなかから
ながれだすおと

ゆくえはみえず
かべにあたって
しみとなる

てんじょうの かお
を ....
今朝、レモンを産んでしまった
それは、色も形も匂いもレモンそのものだった
もし産んだのが卵だったら対処のしようもあったろうに
なんでレモンなんか産んでしまったんだろう
レモンに耳をあてると ....
夜が

よるが

よ る が

唇に夜

指でなぞって



来ている



+



夜は沈殿する夜
夜を沈殿する夜
夜に沈殿する夜

なん ....
月が青いのは
自分がロマンチックだからではなく
痛いと泣くこともなく
誰かと話すこともなく
ただ自分に戻るからだ

看護婦さんのピンクの衣装と
姪の持ってきた黄色いバナナで
ときどき外 ....
何時の間にか
歩みの速度が遅くなっていたことを
実感出来る存在

歩幅を合わせて、いつも
より、長く保ち続けたいものだから 尚更


変な話だよ
小学生の頃なんて、意識し過ぎ ....
またいちにちがはじまって

俺は高所恐怖症なのにもかかわらず粉を撒く

どうしてもかゆいところをかきたければ

目の前で壊されていくツバメの像を積極的なかたちで

尻拭いを受けたよ ....
かなしみがぼくを襲う日は
なぜだか
地下鉄にのりたくなります
そんなときのために買っておいたオレンジカード

そんなときにしかひきだしから出しません
つめたい改札口は
地下への扉
あ ....
にんぎょうをひろいました
どろをきれいにあらって
あたらしいふくをきせて
るぅ となづけました
おなかがすいたというので
くだものをかってきて
かわをむいて
るぅ となづけました
 ....
あ ら るしぇるしゅ でゅ たん ぺるでゅ 
ア ラ ルシェルシュ デュ タン ペルデュ 

呪文のように くりかえす 音声 
円環のように くりかえす 人生

探し求めて 時 失われた  ....
行きは雨で
帰りも、やっぱり雨で

雨はざあざあといい音を立てる

一杯になった傘立ての横に引っ掛けていた、
自分の傘を忘れることなく手に取る

行きの雨に濡れたままの傘を
バサッと ....
竹節一二三さんの自由詩おすすめリスト(127)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- 石畑由紀 ...自由詩1804-6-10
はちみつとーすと- マツモト自由詩304-6-10
地面の性別- チアーヌ自由詩604-6-9
雨の国道- 霜天自由詩804-5-24
どうか- 砂木自由詩10*04-5-18
本屋にて_二篇- あとら自由詩2*04-5-18
口口■_北斗の拳_VS_詩人_■口□- よだかい ...自由詩12*04-5-18
容器の中の夏- A道化自由詩1104-5-18
おもくるしいきもち- アンテ自由詩8*04-5-17
- チアーヌ自由詩404-5-17
押入れの穴ぼこ- 望月 ゆ ...自由詩10*04-5-7
ぎんいろスプーン- 玉兎自由詩304-5-7
子宮内部- チアーヌ自由詩704-5-6
きゃらめる_8- アンテ自由詩1004-4-10
春だから全員集合- バンブー ...自由詩7*04-4-6
OL- 山内緋呂 ...自由詩37*04-4-6
メール- ANNA自由詩104-4-6
産婦人科病棟- チアーヌ自由詩1204-4-6
ぼくはきみをしらなかった- 船田 仰自由詩504-4-6
トゥインクルスター- 玉兎自由詩204-4-5
おるごおる- 岡村明子自由詩604-2-10
レモンの日- たもつ自由詩4204-1-30
夜への- たもつ自由詩1104-1-22
瞼閉じて病床- 山内緋呂 ...自由詩3*03-12-30
祐介と沙弥香(一応恋人同士)- 自由詩303-12-20
何度だって呼ぶよ- 示唆ウゲ ...自由詩203-12-20
かなしみサブウェイ- かなりや自由詩403-12-19
るぅ- アンテ自由詩7*03-12-17
失われた時を求めて- 狸亭自由詩203-12-15
雨の日、落としもの- 半分自由詩303-12-14

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