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風と鎖の音のむこうに
草木のまばらな原があり
銀と灰のはざまによせて
静かに蒼をしたためている
夜の生きものが見つめあい
互いの光を聴いている
遠く見知らぬ空にまで
....
扉しかない部屋で
君は朝焼けを食べている
朝焼けを食べ終わっても
朝焼けはなくならない
俺が隣で朝焼けを描いているから
なくならない朝焼けを食べ続け
そして君はまた扉を排泄する ....
どん底さんの自由詩おすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
想音
-
木立 悟
自由詩
6
05-4-3
扉
-
たもつ
自由詩
13
05-4-3