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名前のない
ゆらめく魂が
夜の端で
少しだけ、
寝返りを打つ
遠くで
赤い灯がまわる
火元はもう、
地図と一緒に燃えたのに
残酷な温もりだけが、
まだ配られている
....
枯れた枝をゆする風が
夢を失くした鉛色の砂を運ぶ
砂は吹き溜まりに積もり
赤いガラスの粒が、
虫の死骸や
いつかの木の実、
藁、
埃や毛玉とともに絡まる
やがて畦道を転が ....
近年、日本の現代詩は「衰退した」「読まれなくなった」と繰り返し語られてきた。しかし本稿は、この通念に異議を唱える立場を取る。問題は詩的言語そのものの力の消失ではなく、詩が機能する社会的・制度的な場の ....
一
さあ、食べるんだ )))
黒いベルベットの目隠しが
君の自由を、覆い
与える匙の 潰しイチゴ。
――甘いだろ?
海のように ただ果てしなく拡がる、
波打つ絹の ....
あれは大阪長居の安アパートに転がり込んできた僕みたいに
公園の木の上で啼いているのを 当時、純朴だった妻がみつけ
憐憫の情が働いたのかどうか
拾ってきた、傷だらけの尻尾のちぎれた子猫だった
....
大理石の階段にひびく
軽い上品な靴音、
歴史の終焉に迫る
クライマックスの指揮と演奏
人物を物語る影はながく、
溶けだした気の迷いが 時の針を枉げる。
主役はみごとに不在、 ....
伊藤透雪さんのatsuchan69さんおすすめリスト
(6)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
透明な残火
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atsuchan69
自由詩
17*
26-1-27
つち色のうた
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atsuchan69
自由詩
15*
25-12-27
詩は衰退したのではなく、移動した――日本詩歌ジャンルの制度と ...
-
atsuchan69
散文(批評 ...
14+*
25-12-26
潰しイチゴの練乳和え
-
atsuchan69
自由詩
9+*
06-11-13
ポヨンの大往生
-
atsuchan69
自由詩
13*
06-10-16
舞踏
-
atsuchan69
自由詩
5*
06-7-25
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