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この矮小な世界の
ドア付近に立っていたので
わたしは一度この世界から降りねばならない
何を厭うこともない
のちに改めてやってくればよいのだ

しかし入る隙がすでになく
乗り込むことを拒否 ....
たくさんのことをやり残した女が
靴も履かずに街へ飛び出してゆく

わずかに握りしめた自分の価値をなげうって
はだしの心がぼろぼろになるまで
一心不乱に走るのをやめない
ほんの少しの不幸に酔 ....
豊嶋祐匠さんのSisiさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
トロッコ問題- Sisi自由詩319-3-20
赤い靴- Sisi自由詩316-6-18

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