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黄昏に
視線を感じて振り返る
天に低く
たれ落ちそうな宵の月
俯いたままの曼荼羅花
寄り添いながら曼珠沙華
願わくばもう一度
願わくばあと一度
でなければ
全てが重なり
....
黄昏時
君を探すは幾日
追い越してゆく自転車が
花弁を散らして
去っていった
取り残された
淋しさに
一片拾い上げては
花模様に
重ねた
一度散った花弁
花に戻らない ....
居心地のよさを求めていただけの
軽い空気を消し去った
四文字の意味を考えていた
最近この景色に足りない姿を探してばかりいる
手帖に書き残された君の字をなぞっては
所々の記憶をたどる
....
しらいし いちみ さんの薬本 祝人さんおすすめリスト
(3)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
残像(四)
-
薬本 祝 ...
自由詩
1
05-10-23
残像(二)
-
薬本 祝 ...
自由詩
3
05-10-12
残像(序)」
-
薬本 祝 ...
自由詩
2
05-10-2
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