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汚れた雨が蹂躙する街角で
傷をかばいあうために手を繋ぐ
傘を持たない日だけ、どうしようもなく
君の手があたたかくて
切れた指先が痛みを増した

僕の手は
どんな温度で君に ....
つないだ手を
そっ、と離して
春までの距離を
歩数で測っていた君は
三十一歩でくるり、と振り返って
僕に何かを伝えてきた

如月駅を走り出した始発列車が
僕を追い越して
君を ....
阿部さんのRin Kさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
雨やみを待っている、僕ら- Rin K自由詩37*07-7-16
如月駅- Rin K自由詩50*07-2-15

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