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使い方も覚えた
ようやく
夏が乾き
昨日へと遡ってゆける余裕が生まれる
抱えたことのない問題によって
ひとは計られるとするならば
誰も 誰一人として
濃い青空や
水に濡れた感熱紙に
 ....
一つの葉から
もう一つの葉へ
魚は限りなく
像を写していく
もうすぐ夏が来る
調べを許しあう乾次元と湿次元の潮目で
なめらかに噛み砕かれ
時計神の血肉となる「震え」
くびれよりの滴りでしかないのに
濃度差で上/下に分かたれた空間から
現と過とが
在と去へと 翻ってゆ ....
好むところのものは人それぞれ
とにかく芋虫を愛でることにおいて人後に落ちない姫君あれば 一方
天守閣から身を乗り出し

城下の賑わいに消え去るまでは、ずーっと
虹を飽かず倦まず眺めつづけてい ....
オイルショック!
うら若き社宅住まいの母たちは
共同浴場のボイラー焚きを二日に一度にすべきか談義していた。

  モノクロの
  猟銃の暴発で湧き上がる油田の、アメリカンドリーム・・・

 ....
ゴシック体で
明朝の予定を
書かれても

それで
洒落がわからないとか言われても

はみ出した一日の
ここいらが潮時
面識どころか 要は

そろそろ

冷蔵庫のライトも消して ....
tonpekepさんの吉岡孝次さんおすすめリスト(6)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ボート・デイズ- 吉岡孝次自由詩805-6-22
帰郷- 吉岡孝次自由詩105-5-5
あ、宇宙- 吉岡孝次自由詩2*05-5-2
虹がひめ- 吉岡孝次自由詩205-3-28
二十世紀少年- 吉岡孝次自由詩205-3-26
明日、和える- 吉岡孝次自由詩305-3-16

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