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夏休みになると自転車で旅に出る男の子たちがうらやましかった。
大きな国道沿いの集合住宅から、蝉のぬけがらを轢いて、
日差しに溶けないように黒くなる細っこい脚の駆け出す
立ちこぎの夏を横目に ....
<えいえんに>

わたしずっと退屈していて。

発泡スチロールのカップのなかで干涸びた麺が
戻されるのを待ってる。シールされたフタ。
肉らしき茶色の破片、卵のいろのスポンジ状、
 ....
ポエムが生活を横切ることがあります
最近増えてる気がします
たなびかないわたしの毎日を
理由もなくそそのかします

今朝もあわただしく流れました
飲むことを忘れていた珈琲にミルク ....
くたびれた頭を枕にあずけて
今日をほどいていく
僕の一日の終わりに
ながれはじめるイメージはいつも同じ
恋しいひとの部屋までの家路
急な坂の上、五階の角の窓、
高みに近づいて行 ....
死から誕生までの、孤独な旅
あんたは今どこらへんに居るの

ジャックパーセルで
生暖かいぬかるみを歩く

レストインピース?
お祈りはしない
生まれ変わりも信じてやらない  ....
tonpekepさんの河野宏子さんおすすめリスト(5)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
国道- 河野宏子自由詩15+06-7-12
ドライウェル- 河野宏子自由詩706-4-25
浮雲終日行- 河野宏子自由詩506-4-13
ヒア・ゼア・アンド・エブリウェア- 河野宏子自由詩10+06-4-9
「ラストデイズ」- 河野宏子自由詩406-4-8

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