すべてのおすすめ
僕は 詩 というものの縁で、幾人もの友と出逢ってきた。もう会
わない友もいれば、長い付き合いになるであろう友もいる。かけが
えのない友がいながらも、僕等は時に「ひとり」を感じてしまう。
そ ....
前回登場したA氏の話を続ける。月日が経ち、ネットの海辺で呆
然としていたA氏も素潜りなどできるようになった。詩論を交わせ
る知り合いも幾人かできた。様々なサイトを足繁く覗くうちに素晴
らしい作 ....
インターネットが現在の詩の状況に光明をもたらすとは、じつは
露ほどにも思っていない。何らかの状況変化が起きるとは思うが、
それが「光明」であるとは限らない。インターネットほど閉鎖的な
媒体はな ....
昨日は寝る前に、原民喜の「心願の国」を読んだ。被爆者である
彼は、自らが作家・詩人であるという使命感から、その体験を書き
遺した。戦後間もない頃、母も妻も失い自らに残された弧絶の夜を、
彼は歩 ....
一
僕にとって大事なものをしまっている大きい封筒がある。その封
筒の中に、去年朗読会で年上の詩人・U さんに会った時にもらった
一枚の白黒写真のコピーが入っている。その写真は黒田三郎の ....
戦争の話をしたもんだから、私が16歳のとき書いた詩を思い出した。意識的に詩を書きはじめて2作目の詩である。
{引用=
「所有者」
あたしはいつだってあたし自身のものだと彼女は思っていた ....
言わずと知れた日本が誇る言葉の芸術家、あめんぼ赤いな北原白秋です。
からまつにからまつのかぜ。北原白秋です。
短歌の音とリズムの組み合わせが最高です。
というわけで、白秋の短歌を勝手にベタ褒 ....
以前、他のところへ投稿した作品を今朝現代詩フォーラムに投稿した後、考え直して1時間後に削除しました。たまにやるんです。投稿しようか迷った末に投稿した挙げ句、やはり削除する事を。
その作品 ....
思い返せば僕にも「青春」と呼べる時期はあった。新宿・歌舞伎
町で地面にダンボールを敷き、夜明けの始発の時刻に僕等は立ち上
がり、それぞれの現実に向かって歩き出し、駅の改札で互いの手を
打ち鳴ら ....
日傘 レモン水 チョコラBB 水玉 クレープ・・・
例えば、こうゆうものが挙げられます。女の子のアイテム。
いっぱいいっぱい思いつくんです。
女の子って不思議だな。
わたしは女の子が大好き ....
午後からニューロンが降った。
ニューロンが降るなんてことはめったにないのだ。マカロニ状のも
のが空から次々降ってきて、すぐに地面に溶けてゆく。
隣の家の子供が大喜びで外をかけまわっていたがそ ....
この文章も第四回になりますが今回でおしまいです。
最近また少し詩のようなものに興味が向いてきたので5個目の詩文
集「劇場アルゴリズム」をまとめました。ちなみにタイトルはいつ
もてきとーで ....
何ともやっかいな詩人を採り上げてしまったものである。しかし、一度決めたからには、筆を先に進めなければならない。
入沢康夫は難解な詩人である。とても一筋縄ではいかない。僕のような素人が立ち向かうな ....
つらい、つらいです。この文章をですます調で書き始めてしまった
ことがつらいです。
第四集「必要のない寓話」は徐々に僕の好みが占める面積が増えて
ます。少しやらしいことも書き始めてます。「そう ....
自分の投稿した作品にポイントが入ると、嬉しいです。
それはもう、半端じゃなく嬉しいです。
一応は「良い」という証としてのポイントであります。
しかし、「頑張れ!」だとか「仕方がないなぁ」だと ....
クラシック聴きながら詩を書くと詩が3拍子になってしまう、
でも詩は4拍子のほうがいいから、詩を書くときは狂ったロックやテクノを聴くと言う人のことを思い出していた。
今日中にたどり着けない電車に乗り ....
本題に入る前に、誤解がないように、少し、前置きしておく。
最近、某所の日記に、朗読について考えていることを書いた。日記だから、特定の個人に向けて書いたものではないのだが、やや、感情的と取れる反論 ....
考えてみたら・・・オレオレ率と吟醸度は相反するものなのかもしれず、オレオレ率と吟醸度をともに低くするなんてすごく難しいんではないか。実作者はオレオレ率がひじょーに高くてもかまわないと思うし、逆に純読者 ....
ネットという媒体は、批評には不向きである。批評の形式の問題ではなく、この媒体の特殊性がそうさせるのである。匿名性が極めて高いこと、垂れ流し的になり易いこと、広く公開され、即座に反応出来るだけに、余計な ....
今、生きている人間が必ず1度は経験する事柄があります。
全員、おしなべて、例外なく、絶対に、です。
それは、
この世に生まれる事と死ぬ事です。
人は誰でも、必ず親から生まれたから生きて ....
真っ昼間の北新地を歩くのが好きだ。
北新地というのは、大阪キタの高級クラブやスナックがひしめきあう歓楽街だ。バブルのころは、それこそ“座っただけでウン万円”という店がごろごろしていたらしいが ....
日本の現代詩の中で散文詩の占める割合は、無視出来ないほどに大きい。ある程度名のある詩人たちのうちの多くが、散文詩を書いている。散文詩とはいったい何か? ここのところ、個人的に頭の中が散文的になってし ....
子どものころの私にはロールモデルがなかった。こうなりたい、という目標がぜんぜんなかった。高校生になってからは国語教師(女)に憧れたり、パティ・スミスになりたいなーと思ったりしたこともあったけれど、現実 ....
なぜか怖いもの気色悪いものが見たくなり、グロ画像を探してまわった。でもあまり怖くない・・・気持ち悪くさえない・・・これはいけない。と思って楳図かずおの『漂流教室』を読みかえしたらやっぱりいつものように ....
だとしたら、方法は一つしかない。笑い転げてのたうちまわるのだ。「最高最高いいわーっ」と叫んで痙攣するのだ。理解しなくてもできなくても、そもそも理解とか知性とかからほど遠い場所に棲息するどうしようもない ....
以前ボクは「家庭の詩学」シリーズの冒頭で、高村光太郎の言葉「詩学は詩の屍体解剖である」を引き合いに出し、詩の批評が嫌いであることを述べたことがありました。誰かの詩に優劣をつけたり、技術的、思想解剖し ....
吉岡実が後続の詩人たちに与えた影響は大きい。七十年代以降の日本の現代詩は、吉岡実がいなかったらまったく違った姿になっていたのではないだろうか。
ここでは吉岡実の『静物』『僧侶』の二つの詩集を中心 ....
誰かの記した言葉を読むとき、自分自身がそっとその言葉の傍らに寄り添っているような気がすることがあります。詩集に頬を寄せるわけではないけれど、言葉のひとつひとつに愛しささえ感じるような想いで、その ....
れぇーみぃ♭ーどぉーしぃー。
詩でも音楽でも、
そうだと、思うのだけれど。
創り手が手応えを感じた「作品」と、
読み手、聴き手が反響してくれる「作品」とは、 ....
前回は、日本と韓国 と題したクセに、
韓国の話ばっかりになってしまった。
今の時点で二年半、今年の九月で3年目を迎える海外生活。
しかもずっとボストンの田舎。来年はここを出るぞ、NYだNY。 ....
tonpekepさんの散文(批評随筆小説等)おすすめリスト
(32)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
詩友への手紙_〜新宿にて〜_
-
服部 剛
散文(批評 ...
10*
07-3-19
インターネットの閉鎖性_2
-
いとう
散文(批評 ...
17+*
06-8-7
インターネットの閉鎖性_1
-
いとう
散文(批評 ...
13*
06-8-7
「踏み切りの前に立つ人」_〜原民喜「心願の国」を読んで〜
-
服部 剛
散文(批評 ...
13*
06-8-4
黒田三郎詩集読書記
-
服部 剛
散文(批評 ...
8*
06-7-16
昔の駄文「他者の発見」
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
5
05-10-29
北原白秋の短歌
-
ふるる
散文(批評 ...
10*
05-10-16
詩の置き場所について
-
恋月 ぴ ...
散文(批評 ...
16*
05-9-29
改札で詩友達と別れた後に
-
服部 剛
散文(批評 ...
7*
05-9-26
女の子について。
-
浅野 す ...
散文(批評 ...
15+*
05-9-19
ニューロン
-
Monk
散文(批評 ...
5
05-9-14
こんなものを書いてきた_04
-
Monk
散文(批評 ...
9*
05-9-13
入沢康夫(「現在詩」の始まり)
-
岡部淳太 ...
散文(批評 ...
10*
05-9-12
こんなものを書いてきた_03
-
Monk
散文(批評 ...
12+
05-9-11
■ひとこと運動
-
千波 一 ...
散文(批評 ...
41+*
05-9-3
米原駅ノート
-
渡邉建志
散文(批評 ...
15*
05-8-5
『詩は求められているか?』
-
窪ワタル
散文(批評 ...
17*
05-8-4
オレオレ率と吟醸度
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
20*
05-7-28
『批評は誰のためのモノか?』
-
窪ワタル
散文(批評 ...
16*
05-7-26
死ぬ順番
-
宮前のん
散文(批評 ...
18*
05-7-21
北新地エレジー
-
大覚アキ ...
散文(批評 ...
6
05-7-16
散文詩に梱包されて
-
岡部淳太 ...
散文(批評 ...
18*
05-7-16
詩人ですもの
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
13*
05-7-7
きょーふのこんげん
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
11*
05-7-5
笑い転げてのたうちまわれ。
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
4*
05-7-4
【妄想は止まらない】_はじめに
-
043BLUE
散文(批評 ...
5
05-6-27
吉岡実(奇怪な絵画)
-
岡部淳太 ...
散文(批評 ...
9+*
05-6-25
言葉の距離
-
嘉野千尋
散文(批評 ...
7*
05-6-11
SATP.Vol.4_「_ひっくりくり。_」
-
PULL.
散文(批評 ...
2*
05-5-24
独り言(海外の日本人について
-
虹村 凌
散文(批評 ...
7*
05-3-7
1
2