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よく晴れた昼過ぎ
満開の桜の木陰にすいよせられて
黒い幹に{ルビ凭=もた}れ腰を下ろしていた

桜の花々は音もなく風にざわつき
ふと 辺りを見わたすと
桜の{ルビ蕾等=つぼみら} ....
夕暮れの川辺に浮かぶ
黒い人影は芝生に腰をおろし
ちぎれ雲に目を見やり
ぎたあを抱いて

  ぽろろん ぽろろん ・・・

黒い人影の胸には穴が空いており
ぎたあの体つきとどこか似 ....
感人さんの服部 剛さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
桜の蕾を手のひらにのせて- 服部 剛自由詩10*05-4-30
落陽ノ刻- 服部 剛自由詩8*04-9-18

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