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 しあわせは
 すりぬける風
 ひとときのやすらぎ
 明日のことは
 わからない
 
 しあわせは
 すくいあげた水
 たやすくこぼれるけれど
 歩けるぶんだけ
 あればいい
  ....
砕けた背骨など
切り裂けた肉体など
コルセットで締め上げて
美しく着飾れば
微笑むのは容易い
私は、強い女



人々の喝采も
百万本の薔薇も
救えぬ魂
あなただけ ....
 すべての扉を閉ざしても

 あなたの底から
 見つめている

 あの日確かに
 善と悪の種を抱き

 母なる海から
 夢も絶望も
 朝も夜も
 混沌と在る空の下へ

 ....
 誰も気付かない
 雑草に埋もれながら
 濁った太陽を浴び
 くたびれた大地に根を張り

 凛と
 揺れる花びら
 意地っ張りな道の端
 譲れない生き様

 誰も振り向 ....
 しみったれたあんたの背中
 パンと叩いて
 さよならしてあげる
 なんてらしくもない小気味良さで
 バイバイ

 ヘッドライト後にして
 なんとか見上げた空の横っちょ
 さっきか ....
  日常の扉から ちょっと寄り道して
 
  いらっしゃいませ


  荷物をお預かりしましょうか

  溜息をお預かりしましょうか

  洗い晒しのジーンズを着るように
   
 ....
 可憐な花の狂い咲き
 醜いですか?
 愛しいでしょう

 あの恋慕の試練から
 身を守る術を
 無垢な胸は、知る由もなく

 狂った瞳は
 もう彼の人しか映さず
 狂った唇は
 ....
自分しか愛せないその人は
満足そうに笑いながら
いつも眉間に皺があった
固く閉ざした
プライドの扉の中の
鋭利な孤独で
冷え切った掌で
きっとワタシは
壊されていたかもしれない
 ....
静かな雨が
かさついた街を
音も無く濡らしていて
それを見つめる
かさついた瞳も濡れていって

静かな雨の
音の無い雨音を
傘の花が
走り去る車輪が
拾って行って

それが ....
 それをさせてくれるのは友人でも恋人でもなく

 きみが生まれてから
 したことのない努力をし
 したことのない我慢を覚え
 優しさについて 事あるごと考え
 煩わしい毎日をどうにか越えて ....
フォマルハウトさんのyakaさんおすすめリスト(10)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
しあわせ- yaka自由詩17*05-7-18
自画像の女- yaka自由詩5*05-7-11
見つめている- yaka自由詩4*05-7-9
- yaka自由詩5*05-6-19
おぼろ月さん- yaka自由詩6*05-6-19
カフェ- yaka自由詩4*05-6-18
狂_花- yaka自由詩5*05-6-15
狂_愛- yaka自由詩3*05-6-12
静かな雨- yaka自由詩3*05-6-11
きみが生まれてから- yaka自由詩4*05-6-7

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