カーテンの折り目に隠れたら
誰も見つけてくれません

折り目は深く、その影は僕より濃いからです

ですから僕はカーテンに巻かれて
人型の布になりました

顔や手足を描けば、それは僕なの ....
眩しくて君が見れない
近寄りたい私の手、を伸ばす
精一杯の指に届いたのは かすめる君の後光

その光りを浴びることで
君が君で居続けて
私が私で居続けて
ただそれだけのこと
そこに居 ....
眩しいライトをすり抜けて
光彩に映りゆくのはろうそくの火

生まれて初めて自分の影を知り
己を見つめる寸刻の時

さぁ始めようか、性成る夜。

君の織り成すビロードのマントは
私のサ ....
いつまでも少女のままで
いれますか?
いつまでも少年のままで
いれますか?
名を呼ぶだけで心が痛くなる人が
いますか?
ヘッドフォンの耳の内側、ぐらりとゆれた電車では
わたしはとっくにバランスをとれないで
一本の細っこいろうそくに似せて
ずるり、とけていくふり

とけたろうそくの
土台はやっぱりケーキでしょ ....
きみの口もとがゆがんだので

先読みして笑おうとしたら

きみの目からポロポロ

びっくりして

窒息するくらいになって涙をうかべたのに

ただのあくびだったので

僕もつられ ....
クリスマス
みんなが
みんな
誰かのサンタクロース
あなたのもとへ
プレゼントを持って
西へ東へ
恋の嵐
僕はブーメランを期待して
君にくさいセリフを言ったのだけど

ちっとも返事が返ってこない

心配して見に行ったら

しまった
君はイチコロでまいっていたらしい
あずき と かぼちゃ
仲良くなれたら

おこめ ひとつぶ
日 が長くなる

あなた
はじまり を食べました


のね
空から
ぽろぽろ
ぽろぽろ
きっと神さまが
天国で
消しゴムかけてるんだ
暮れかけた とんがり山の 山の端の 光のさして 雪またキラリ −前略−
おぎゃーおぎゃーおぎゃー
・・・嗚呼、生まれた。第一児女の子だ。
出生届けを出せばお金がもらえる。
名前を決めて出生届けを出せば、今日をしのぐことができる。
今日を生き延びれる。
 ....
ポイントは要らぬ

自分が詩を書きたいが為
「あ、これいいかも」云々等
惰性 又 極少興味本位
中途半端に惰性で入れるのならば
今すぐ取り消し給え
 
ポイントは要らぬ

評価され ....
ねぇ、ママ
ねぇ、ママ

昨日漁師さんがこういったの
「おまえは正真正銘本マグロだ」
って。

でも、ママ

あたいはマグロなんかじゃない
きれいに揺れる いそぎんちゃくだよ

 ....
●●●●●●●●●
●●●●●●●●●
●●○●○○●○●
●●●●●●●●●
●●●●●●●●●
●○●○○●○●●
●●●●●●●●●
●●●●●●●●●

白い犬を一匹飼ってい ....
「あ、さっちゃん」

と、わたしの飼い猫が喋った

「あ、れんげ」


「な、なんで喋れるの」

「ぼくは死ぬんだ」

「なんで」

「なんでって言われても」

「なんで ....
きみは

ぼくたちがきちんと

ちきゅうにあしをくっつけていられるのは

くつのおもみのおかげだ

ってことを

しらない

ためしにくつをぬいでみな

きみはふわわあ ....
             ぼくの短い両腕じゃ
             半円だって描けない


             手をつないで欲しいんだ
             き ....
暗い土手をみんなで歩いた
川の流れだけが静かに聴こえる
誰かは「またな」と手を振って
誰かは「もう会うこともないだろう」と
静かに呟き、どこかへ行った

一人減り、二人減り
友の口も段々 ....
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ・・・カタカタカタカタ・・・タカタタカタ。

★らっくラック★
★ぽいんポイン★
★どっとドット★

 ....
雨の日

木の下に日溜まりができているのを見た

嫌に眩しくて甘ったるい香りだった

帰り道

日溜まりは渦を巻いて

雨とともに下水へ旅立って行くのを見た

雨の日と金木犀
カーテンから漏れる日と
液晶の画面だけ
私の顔を照らしてる

胸に鉛を抱えたまま
キーボードを叩いた

誰も・・・誰も・・・


ビシッ!!

不意に胸を射抜いた音に
窓の外 ....
ひとつだけ
たくさん
あげるから



ひとつだけ
たくさん
たべてね



おねがいね。
*Coffee*

  銀の鈴のついた  スプーンで
くるくると
  かきまぜてみよう

   甘さも
   苦味も
ごちゃまぜにした

カフェオレは“恋の味”
花を 手折るのが
わたしであるうちは
わたしは花ではなく
手折られることもない

ナイフを構えるのが
わたしであるうちは
わたしは傷とはならず
痛みにうめくこともない

無数のあな ....
かわいい娘なんていっぱいいる

ましてやスタイルのいい娘なんてもっといる

それなのになぜあなたなんだろう

 

性格のいい娘なんていっぱいいる

ましてやきのきく娘なんてもっと ....
日の丸を背負ったつもりで行くがいい
初めてのお使いでもあるまいに
ガキの使いと言われても仕方ない
自画自賛だけが最後の足掻き

あなたが持ち帰った唯一のものは
再会を素直に喜べない人々 ....
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