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夕暮れに
ひめりんごの花弁が
雪のように散ってゆき
落ちた先は
あの子の眠る
寒い土の上でした
最期の言葉も
交わさぬまま
突然
冬空へと消えた
一つきりの ....
消えていく記憶の
映像はやがて
色あせた
一枚の写真になって
避けられない風に
彩りをながしてしまうの
くるくると
回る
地球儀の おと
重ねた手のひらの微熱 ....
minaさんの嶋中すずさんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
花の墓標
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嶋中すず
自由詩
43*
05-4-29
白黒のフィラメント
-
嶋中すず
自由詩
43
05-4-18
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