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夏空の青色は完璧な色をしているが
綿菓子になり損なったみたいな
散らばりかけた残念な雲が広がって

夏の始まりからその陰に隠れていた
終わりがそっと顔を覗かせている

木蔭には脱皮に失敗　.... 午後からは雨がやんだ

小鳥のさえずりを聴き
その翼を懐かしく思う

雨上がりの空に架かる
あの虹の向こう側には
僕の両親が住んでいる

会いに行く途中の道で
水たまりで溺れる魚が　....

ベンジャミンさんの皆月 零胤さんおすすめリスト（2）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
夏空	- 皆月 零� ...	自由詩	6*	08-8-15
溺れる魚	- 皆月 零� ...	自由詩	21*	08-8-9

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