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失われたのか
無かったのか
どこまでもつづく橋桁
どこまでつづく鳥と波


蒲公英の種子の空
隙間から降る宇宙の午後
誰も居ない径に
部屋に積もる


何処から ....
生きていたくないひとが
生きているだけで
エライと思う

死にたいってことばにするのは
ことばにしなきゃ
本当に死んでしまいたくなるからだ

死にたいって
ことばにするのは
本当は ....
まばら 言葉の散布
ちらちら舞い続き

専ら冷え込む
この朝に 、

真っ直ぐ射し込み
放散する陽光受け
あれまっ!
西の地平遥か
くっきりにょきっと
輝き浮き出る
富士の高嶺 ....
ヘミングウェイが入ってきた。
(レイモンド・チャンドラー『さらば愛しき女よ』32、清水俊二訳)

元気そうじゃないか。
(チャールズ・ウェッブ『卒業』1、佐和 誠訳、句点加筆)

プルース ....
赤信号
ここの信号は
変わるまで長い

運転席から見やる舗道は
眩しいくらい明るい

紅葉した連なる木々が
夕日に照らされて輝く

ひらひら 
赤、黄、茶の葉が
人々の上を舞う ....
生まれたくなかったかもしれない世界に
大きな泣き声で
生まれてきたのだから
つらいことがあったら
思い切り泣けばいい
そんなことを
普段忘れて固まってしまう
ツボに思い切り指を食い込ませ ....
青 、
誘いながら遠去かり
遠去かりながら誘い

奥処へ伸びる光帯の鮮やか現れる瞬間、

思いっ切り決断し
しいんしぃいん壊し
荒れ狂ったこの夏
嬉し冬支度へと
取り敢えずも収め
 ....
いつから家は家だったのだろう?
(チャイナ・ミエヴィル『クラーケン』下巻・第五部・59、日暮雅通訳)

ドアってやつはいつドアでなくなる?
(ジョン・スラデック『時空とびゲーム』越智道雄訳)
 ....
牛坂夏輝さんの自由詩おすすめリスト(8)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
午後とけだもの- 木立 悟自由詩525-12-9
そのままでいいんだよ- りつ自由詩8*25-12-7
昇天の朝- ひだかた ...自由詩925-12-4
僕タチハ、ミンナ森ニイル。- 田中宏輔 ...自由詩1625-12-4
赤信号のあいだ- 花野誉自由詩13*25-12-3
泣きツボ治療院- 自由詩1125-12-1
天晴れ_、秋・末日- ひだかた ...自由詩7*25-11-29
全行引用による自伝詩。_01- 田中宏輔 ...自由詩1225-9-15

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