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pale pinkの妖精が
空中で小さく輪を描いた
彼女は氷のように少しずつ溶けていく
僕は慌ててユニフォームを探す
あの日と同じ背番号で
大観衆の中、ピッチに立つ
崩壊は始まっている
 ....
薄すぎたミルクティーを飲みながら
なんとなく夕陽を眺めていた僕は
辛うじて今日の生存を終えつつ
生温い部屋で過ごしていた

静寂はテーブルの肩に寄りかかり
世界を停止させようと 息を潜めて ....
12月を芸能人に例えるなら
きっとグレート義太夫が一番
それに似ているのだと思った

「この5分のために
楽屋で4時間待ってたんですよ!!」とか言っていたから

トナカイのイラストと共に ....
たちばなまことさんのyukimuraさんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
淡き妄想の果てに- yukimura自由詩5*06-12-7
黄金の馬- yukimura自由詩4*06-11-26
12月- yukimura自由詩2*06-11-10

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