すべてのおすすめ
ポタージュが冷めるのを待てず
やけどする舌
冷たい朝に

湯気の向こうで
陽の光が磨りガラスにはじく
無邪気なほどきらきらと

関東地方の今朝は今年一番の冷え込み
半袖のニットを着た ....
一筋の夢
指で先を足していく
空には届かない
私の背伸びでは届かない
そのまま
ぷつん と途絶えた
音信

首元がさむざむするから
結っていた髪を切った
ただそれだけのこと
今朝 ....
六月の湿度が肩に降りつもる
いつかの唇のように柔らかくあたたかく
黒髪にからみついた結晶
はじけて香る 夕立

銀色の坂の向こう
ちいさな教会の鐘の音がする
ふいに横切る上りの急行
 ....
たちばなまことさんのku-miさんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
白く。いつかの、いつもの。- ku-mi自由詩21*08-11-10
音信- ku-mi自由詩16*07-7-4
六月の湿度- ku-mi自由詩17*07-6-13

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する