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まあるい泡を
ぷくりと吐いて
そっと寝床を抜け出す
水の流れは
暗いぶん少し冷たい
おびれとむなびれ
ぷるぷる舞わし
水草の間から
夜の空を見上げた

真昼の水面を
きらきら照ら ....
耳に雨音
瞳に滴
触れるたび
肌はやわくなってゆく
身じろぎもしないで
硝子一枚に隔てられて
雨に囚われているのだろう

雨を除ける力など
もってはいないから
ここでじっとしている ....
たちばなまことさんのLEOさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
碧い魚- LEO自由詩30*07-7-17
紅い魚- LEO自由詩34*07-7-15

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