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鈍角の麻痺を潜り抜け
鋭角の鋭さに息を喘がせる
約束の指輪に秘密を閉じ込めよう
夜明けの蒼を見つめていると
円環に曲がりくねり
やがては結ばれることを
信じてみたくなる
新しく生まれ出ず ....
運命が疾走を始める

男が草原を駆けていた
絶望に追われて駆けていた
誰も自分と融け合わぬ圧倒的な孤独を
男は知っていた
母でさえ
父でさえ
恋人でさえ
誰とも彼は隔てられ
解り合 ....
静かな雨が降っていた
ここんとこ
悲しみに荒れていた私のこころを
不思議と癒す雨だった
こんな無音の音を
待っていた気がする
もう存分に泣いたのだから
これで終わりにしよう
私は虹を待 ....
夢の
蝶が飛ぶ
ひらひらと風に揺られて
悲しいことを
忘れる鱗粉を撒く

夢の蝶が飛ぶ
ふわりひわりと
懐かしいあのひとの
笑顔を思い出す
ひかりの中で
わたしたちは
踊ってる ....
空を切り裂き合金の翼が翔ぶ
腹に爆弾詰め込んで
こんなにきれいな空を穢して
ケツァコトゥルも怒るだろう
死を告げるものよ
おまえは純白の想いを忘れたのか
ただ大空を羽ばたきたいという純粋な ....
スクランブル交差点で
靴がかたっぽ脱げたから
たぶん明日は雨だろう

街は歩く速度で遠ざかってゆく
小路の影は濃いままに

分かっている
あなたが視ているのも
想っているのも
私じ ....
ようやく晴れて引っ越し先も決まり
遅くても来月からひとり暮らし

VIVA ひとり暮らし

創作に夢中になって
ご飯を抜いても文句を言われない

VIVA ひとり暮らし

好きなご ....
月の無い夜は
私が月の代わりになる
嵐の夜は
たった一つの光を灯し続けるから
あなたは安全だ

 ((寒い?
 ((もっと近く
 (冬の香りがするよ
 (まだやっと秋だ

素数と ....
酷暑で葉を散らした
ベランダの木瓜が
優しくなった風に
息を吹き返して
葉を伸ばし始めた
青葉が生き生きと嬉し気だ
歪んでしまった四季の巡りに
植物は適応し始めているのだろうか
復活を ....
あなたには
取って置きの魔法が必要だから
豆から丁寧に挽いた
ブラジル豆の珈琲を
ゆっくりドリップしよう
遠くて近い傷を
今日も飲み干さなければならないあなたに
魔法のクリームでは足らな ....
土佐の女がはちきんなのは
たっすい男の尻を蹴っ飛ばすため
きんたま八つではちきんだけど
涙を隠す気丈さを
いったい誰が分かろうか
情はこわいが
太陽みたいに朗らかだ
人情に脆く
駄目な ....
あなたに貰った口紅を
塗り続けている

男が女に口紅を送る意味は
「キスをして返してね」
だよと
笑いながら教えたのは、私

あなたは
私にちっとも似合わない
淡いピンクの口紅を
 ....
雨に濡れた道をさ迷いながら
私たちは
雨宿る場所を探さなかった
少し冷たい10月の雨は
火照ったこころを心地好く冷ましてくれた

越えてはいけない一線がある

私たちは同じ曲を小さくハ ....
たった一滴舞い降りて
たった一刻
あなたを潤す露となりたい
それは結露だとひとは言うでしょう
雨粒と言うひともいるでしょう
けれどそれは
もっとも純粋な想い
幸せであれ
と祈る私の涙が ....
喜びに鈍感になっている
どんな時だって
日は昇り日は沈む
細やかな喜びを大切にできないものが
何で大きな喜びを得られるだろう
傷つくことを恐れて
こころを閉ざすな
花はきれいではないか
 ....
私が産まれた九樹の家は
もうない

それは不動産上
他人名義となっただけなのだが
喪失感は計り知れない

一年に数回帰った故郷
夏は藺草の香りの草いきれ
滅多に食べられない
インス ....
髪を切ろうと思います
あなたを想った歳月の長さが
重く私を圧迫するのです
本当は
坊主頭にしたいのだけれど
(ええ、もう、いっそ
墨の衣を着ようかと迷うほどに)
まだ死ぬときではないので ....
星がちいさく歌ってる
乳白色の光の海に呼応して
ひとつの宇宙が生まれ
ひとつの宇宙が死んだ
繰り返す生々流転
私たちのいのちもまた詩ってる
沸き上がる情熱のままに
声を放てと
やがて大 ....
私は
夜な夜な
魔法のクリームを塗る
こころに負ったかすり傷を癒すために
《大丈夫、大丈夫。
《うんうん。
《よしよし。
そんな成分のクリームを塗る
それが甘えなのだとしても
自分で ....
くさやを餌に釣りをする
あまりの臭さに
あたりの雑魚たちは
気絶してぷかぷか
折れないハートの竿を握り
《絆》というご縁の糸を垂らす
一向に釣れないけれど
根気よく根気よくジギングジギン ....
【花】
花ってさ
何でこんなに綺麗なんだろうね
だって
鳥とか虫とか引き寄せるだけなら
こんなに綺麗に咲く必要なんか
無いわけじゃん?
それなのに
まるで鑑賞されることが解ってるみたい ....
白くかそけき真昼の月が
夢見る刃となってぼんやりと揺れる
  ((切り裂いてしまいたい男がおりました
   ((折れてしまいたい私がおりました

祝福されなかった生まれたての胎児のような想い ....
私にとって、詩を書いて表に晒す。この「晒す」までが詩を書くと言う行為なのだが、
なぜ「晒す」ことが必要なのかと言えば、
「そこで初めて編集者目線にチェンジできるから」
としか、言いようがない。
 ....
花ってさ
何でこんなに綺麗なんだろうね
だって
鳥とか虫とか引き寄せるだけなら
こんなに綺麗に咲く必要なんか
無いわけじゃん?
それなのに
まるで鑑賞されることが解ってるみたいに
創ら ....
緊張のあまり食欲がない
かろうじて飲み物は喉を通るが
それだって
冷たいアールグレイだけだ
いま、アイスコーヒーを飲んだら
吐いてしまうだろう

出兵を待つ兵士は
こんな胃が麻痺したよ ....
糖尿病のやつが俺に言った。
「好きなもんを我慢して長生きするより、食べたいもんを食べたいだけ食べて、早死にする方が良い」
ごもっともだと俺は笑った。考えたことがあるかい?何のための長生きで、何のた ....
一年に一回するかしないかの化粧
去年買った化粧品は
10年くらい使えそう

ちゃんと痩せて
ちゃんと化粧したら
綺麗だよ

と、言ってくれるひとも居はするが
何でそこまでしなきゃいけ ....
気まぐれな「イイネ」に踊る人間よ 最初にマトモに詩を批評してもらった時のコメントを、
今でも覚えている。

『極太マジックで書いた痛々しさがある』

最初は、
「へ?ムカッ。何処が極太マジックじゃい!」
と、腹が立った。 ....
天の川に身投げしたい 逢いたい
田中宏輔2さんのりつさんおすすめリスト(80)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
祝祭- りつ自由詩4*25-10-13
リベルタンゴ- りつ自由詩2*25-10-12
- りつ自由詩9*25-10-12
パピヨン- りつ自由詩7*25-10-11
鋼の翼- りつ自由詩3*25-10-9
さざんか- りつ自由詩7*25-10-8
VIVA_ひとり暮らし!- りつ自由詩4*25-10-7
灯火- りつ自由詩4*25-10-6
木瓜のように- りつ自由詩2*25-10-6
シュガー- りつ自由詩1*25-10-5
高知ブルース「土佐の女」- りつ自由詩4*25-10-4
口紅- りつ自由詩4*25-10-4
煙る雨- りつ自由詩6*25-10-3
玉響- りつ自由詩5*25-10-3
鈍麻- りつ自由詩2*25-10-3
夏の故郷- りつ自由詩6*25-10-2
恋を失う- りつ自由詩3*25-10-1
うた- りつ自由詩5*25-9-29
癒やし- りつ自由詩5*25-9-28
By__Chance_- りつ自由詩2*25-9-27
方程式- りつ自由詩2*25-9-26
真昼の月- りつ自由詩2*25-9-26
公開日記感覚で詩を書いてる。- りつ散文(批評 ...5*25-9-25
神さま。- りつ自由詩5*25-9-25
空が笑ってる- りつ自由詩3*25-9-24
Risky_(ホロウ・シカエルボクさんよりインスパイア)- りつ自由詩4*25-9-23
化粧- りつ自由詩4*25-9-23
イイネ- りつ川柳1*25-9-22
批評。- りつ散文(批評 ...1*25-9-21
色恋俳句- りつ俳句1*25-9-21

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