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仕事をしくじった
あれだけ丁寧にやっていたのに
しくじった
心苦しさが胸を重くする
このオモリを抱えるのは
なかなか無いことなので
自分を観察することにした
・
当日 ....
窓の外には
まだ黄緑のイチョウ
西日に照らされて キラキラ光る
その光を受け
陰影をまとい輝く
窓辺に並べられた白い陶器たち
ほとんど目が見えなくても
こんな繊細な作品を生み ....
新聞という情報ツールに
改めて、心底感心させられる
新聞配達をしていた十代の頃
それは重くて辛い紙束
それはただの新聞紙
日曜日の午後、夫の髪を染める
風呂場へ行く夫を見送り
足 ....
白くて水をたっぷり含んだような手
節の見えない長めの指
綺麗な淡色のマニキュア
カウンターに置かれたそれは
何か美しい生き物のように魅惑的で
コツコツ ....
ぎっくり腰は正式には
急性腰痛症という
背中に杭を打ち込まれたか
どうやって立つのか分からなくなった
東司へ行く恐怖
行かねばならぬのに
近くて果てしなく遠い ....
明日は家出予定
ライブの帰り道
坂の下がまるで海
バイクごと突っ込んでいった
後にも先にも
街があんな水浸しになったのは知らない
大嵐の夜
腰まで浸か ....
エヴァル-ジュさんの花野誉さんおすすめリスト
(6)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
しくじり日記
-
花野誉
自由詩
16*
25-11-5
西日の水晶
-
花野誉
自由詩
9
25-11-4
足元の新聞
-
花野誉
自由詩
12*
25-10-27
あわいの手
-
花野誉
自由詩
12*
25-10-24
ぎっくり腰日記
-
花野誉
自由詩
16*
25-8-21
家出前日
-
花野誉
自由詩
3
25-5-3
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