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確認してしまうの
悲しい目をした私の影
もうすぐ冬がやってくるから
カサカサして縮み始めている
いつか食べられる運命
水でもどってプルプルになるの
私は木耳の精
中華鍋の中で卵と ....
同じ色になるように塗りつぶしてる
どうして君は笑っているの
みんなと同じという安心に
元の色を忘れてしまった
君はどういう人なの
嵐なのに笑ってる
振り落とされないように
必死に ....
未来があるのは当たり前じゃない
真剣に考えれば考えるほど
良心に従えば従うほど
不条理に踏みにじられる
自由と思っていることは
実は黒塗りの歴史の延長線上にあって
棍棒で殴り殺された者たち ....
魂はどこにあったの
飛び出ちゃった僕は
目を瞑った僕を初めて見た
そして気づいてしまった
僕は死んだ
僕にしがみついて
戻ろうとしても
戻る場所がわからない
僕だったはずの体は ....
友達の死体を探している
死臭に耐えながら蝋燭をかざして
権力が被った正義の仮面に
喉を掻き切られたらしいんだ
血を流した空
明けそうにない明日
無邪気の死体が積み上がり
燃やされて天 ....
素直な気持ちで口づけたあと
大きな影が現れ
ふたりの前に舞い降りた
全方位から飛んでくる
砲弾は払い除けて
連れていってニケ
問題も障害も乗り越えた
愛に満ちた日常へ
....
ファミレスの順番待ち
呼ばれたと思ったら
また中で待たされた
厨房は戦場
カチャカチャカチャカチャ
席に案内されても落ち着かない
ドリンクバーはグラスもカップも無い
押し寄せた俺たち ....
ギターが欲しい
自分の詩をお気に入りのコードにのせて
大衆の前で歌えたなら
どんなに気分がいいだろう
好きなことが何か
教えてくれた
いつか君と一緒に歌いたい
どうして空が青いの ....
いったいどれくらいあたしを見失えばいい?
いったいどれくらい許せばいい?
あたしは自分を受け入れられない
でもそんなの嫌だ
今ではなく
過去のあたしを
護りたくて
今生きている
....
どうしようもなかった
そう言われたらそうだ
それでも見殺しだろう
どのように死んだのか
膨らむ想像が胸に重く
良心が掻きむしられる
後ろめたさも心を乱す
忘れていたことも確か
それでも ....
森の奥
木の葉が私の羽に絡まる
苔の鼓動
微かな羽ずれの音
迫る夜に小さく鳴く
風が木の葉を揺らす
川が流すinstrumental
夜の裾に隠れた光に導かれて
羽を広げてゆく
私が ....
夜がガラスのように
砕けた朝に
散らばる夢の欠片
止まらない時計の針は
呪われたように
勢いよく回り出す
乗らない気分が
脈を締めつける
手足に冷たい鉄の鎖
苦しさのため息
無理や ....