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せつなさ

という名の花が

いま咲いている ので


時間という

風の中で

さびしい さびしい と

泣いている ので



あなた

水をくれるぐらいなら ....
ここはどこかとおもう
そしてすぐに
ここは大地だとおもった
風がふいて
雨がふって
鳥がないて
いきて
いる



奏でる というようなものではない
どこからともなく湧 ....
夕暮れに爪を切る
夜 爪を切ってはいけないよ  と
いつか誰かに言われたから

冷たい風に
見上げれば
うすくうすく うすい空色
ほそくほそく 細い三日月

泣きたいほどに
 ....
泣きたくて 泣けなくて
母に手紙を書いた夜
滲むことさえ出来ずに
笑顔の文字が並んだ


  「変わらずに元気です
  新しい服を買いました
  今度の休みに帰る
  その時に着て行 ....
あなたが 今
辛いのは知っていたけれど
私の涙さえ見えないほど
辛いとは
知らなかったのです
愛情さえ苦痛になるほど
辛いとは
知らなかったのです

ならば
今からの 私は
 ....
あの日
砂利道で蹴り上げたものは
小石 なんかじゃなくて
はっきりしない哀しさだった

どこかに行けそうな気がするのに
行くべきだと思うのに
どこにも行けない自分だった

何 ....
そこに

ひめられたもの を

ちから

と よぶ

だいちの ち

わたしの ち

ちえの ち

ち に ひめられたもの

ち から

うまれでるもの

 ....
穏やかなので
忘れているのでしょう
温もりは 
触れなければ伝わらないことを

温かく大事に思うことは
こみ上げてくる愛しさとは
少し
少し
違うと気付いていますか

穏やかに幸 ....
空  そ ら
雲  く も
風  か ぜ
雨  あ め
柔らかい心もちで呟けば
優しく響き
美しい思いで見上げれば
ああ
こんなにも
こんなにも


土  つ ち
水  み  ....
お月さん

震えていなさる

今宵の風はあんまりじゃ

空が空っぽになってござる

塵ひとつ とんと見当たらぬ

裸で ぽつんと 

一人でいなさる

地上に降りて来れたら ....
じいちゃん ねだっしょ

ばあちゃん ねだっしょ

とうちゃんも かあちゃんも 

はぁ ねでしまったども

りりりりり  

りりりりり

まどのそとさ きごえる

んだ ....
君は控えめに微笑む

今僕がここで笑ってもいいのかなって

君はそぉっと思いやる

おせっかいにはならないかなって

まだ

子どもの大きさしかない君は

その内側で

広 ....
100と0
それでも足せば100だけど
アタシ一人の 100はシンドイ



ヤメちゃおう
もうヤメちゃったと言ってみる
こんなときだけ 意志が強い
なぜ



肩掛けのカバ ....
男が
美しいものだという事を 知った
骨ばった手も
厚い胸も
大きな足も

上着のポケットに突っこんだ手
そのときの肩から背中が
恋人を待って人混みの中を探す視線
そのときの首すじが ....
薄い眠りの表層に
愛しい物語が広がる
つかみどころのないストーリーを
諦めたくなくて
覚めてしまいそうになる自分を
何度も呼び戻す
せつない私

恋のようでもあり
思い出のようでもあ ....
笑ってたんだ
笑ってたんだ
きっと
あったかい土に抱かれて
優しい雨に愛されて
まだ見ぬ地上の風に憧れて
君たち 泥んこぼうず達は
笑って
幸せに
暮らしてたんだ
そして 素直に育 ....
なつかしい歌を
久しぶりに聴いたから

あの頃読んだ詩の一節を
ふっと思い出したから

永遠だと信じてた時間が
いつの間にか
過ぎ去ったことに気付いたから

絶え間なく変わり続ける ....
何処へ行こうか
何処へでも
何処までも

ひらかれた未来は
少し顔を上げて ほほえむ人の
涙も隠さずに生ききろうと する人の
幸せを 高くかかげて
見守っている

夢見る自由は
 ....
おかえりなさい と
響いていた
泣きながら 来た時も
微笑んで 来た時も
胸にしまった たくさんの色も もう
知っているよ と
さあ おいで と
両手を広げて
命を 抱きしめる
寛容 ....
喧嘩でへこんだ時
涙こぼれそうな時
何気なくそばに来て
寝そべっていてくれたね

柔らかい毛の下の
温かいぬくもりは
言葉超えて僕を
励ましてくれた

誕生したのは
僕が先だった ....
ときとき と 痛む胸
憧れなのか
せつなさなのか
見上げたら 空が青かった
冷たくなった風に
私の心がついて行けない

まだ
そんなに確かじゃない
決められない
このまま冬になろう ....
何をしたら いいんだろう
何処へ 行けば いいんだろう
ぽっかりと 空っぽの心
漂うみたいに 歩く 道々
ぷちっと 千切った 草の葉を
唇に当てて 吹いてみる

ぴー ぴー ぴーーー
 ....
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秘_想_曲- さち自由詩17*07-2-23
そして、歩いてゆく- さち自由詩20*07-1-25
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秋晴れの日に- さち自由詩13*06-11-25
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少年- さち自由詩19*06-8-27
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空の色- さち自由詩9*06-2-9
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