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背の高いあの人の言葉は
いつだってやさしく降り注いだ
まるで霧雨みたいに
やさしく私を包み込んでいた
けれど滲んだ愛情は 蒸発してしまったんだ
今はもうあの人の言葉は
水溜りの上に浮か ....
夜の闇が密度を増す
互いの肌をなぞる
互いの指先
その軌跡が熱を帯びる
もがくように掴む
互いの肌
まるで2匹の
溺れる魚
ゆっくりと沈んでゆこう
甘 ....
LEOさんの衿野果歩さんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
灰色の海、透明な傘と
-
衿野果歩
自由詩
6*
07-6-11
溺れる魚
-
衿野果歩
自由詩
4
07-2-2
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