すべてのおすすめ
一月のカゼに見た天と地ごくを 箸の間をゆどうふつるり逃げまわる

熱い湯に浸かりし豆腐のぼせ顔

昆布退け湯豆腐様が今主役

湯豆腐や生姜やネギで髪飾り

湯豆腐の白肌柔く歯をあてる

幾年の梅酢の瓶は琥珀色
 ....
木枯らしにウルトラライトダウン着る

短日に早寝を決めて乳を揉む

凍てついたフリーウェイで尾崎聴く
街角に 行き交う声や 師走風


年迎え 子らの笑顔に 灯がともる


独り居の 窓に月影 風止まり


山の頂 見上げるたびに 心燃ゆ


風掴み 星を追いかけ 人の夢
黙々とボールを蹴る子冬木立

小さき鉢の菫に冬のひかり憩う

水平線を折るその指先から飛び立つ折り鶴
秋の空パンティ泥の目に涙

パンティが秋風に舞うバルコニー

純白の下着懐かし鰯雲

パンティに挟んで眠る白桔梗
悲しみの雨いつぞやのクリスマス

わろてんかいつぞや雨のクリスマス
酉の市兄の背中を見失う

美しき背中に散るは冬紅葉

木の葉髪ミノキシジルに掛けてみる

冬凪の沖に浮かぶは蝋人形
狐火に惹かれ子どもが神隠し

シリウスのように輝くことはなし

冬の雨濡れた額にキスをする

心配はきみのことだけ冬の風

くだら野に遠くを見ても何もなし

横須賀線蜜柑片手に芥川 ....
冬ざれの気持ちを胸に北へ行く

オリオンを見上げて歌うニルヴァーナ

拳銃を忍ばせ当たる空っ風

赤色のショールで締めるきみの首

凍死した兄の屍温める
枯芙蓉リストカットの血を啜る

裸木に打ち付けられて息絶える

美少女と銀杏落葉を踏みしめる

襟足に紅葉舞い散る美人妻
くらやみを睨む猫とも交感す

手袋の厚みこそ君のアリバイ
むらさきに凍る涙の出どころよ  描き出すもの
  愛も欲望も全部絡まっていて

         ──Grapevine






赤とんぼ夕陽と共に籠に入れ

虫の音やそのお姿は置いといて

名を知 ....
 正解は今僕が変えてみせるから

         ──羊文学




夏祭り夢見て帰るおんぶかな 🏇

油断して気付けば大人ソーダ水 🧋

裕次郎部下もいろんなサングラス 🕶️ ....
りつさんの俳句おすすめリスト(15)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
_- 落とし子俳句125-1-6
梅と湯豆腐- 栗栖真理 ...俳句224-12-18
バイク集- 花形新次俳句324-12-17
mini句- 天草原悠俳句124-12-12
冬の日- 紅茶猫俳句3*24-12-12
下着泥棒句集- 花形新次俳句124-12-2
推敲句- 落とし子俳句224-11-29
糖尿句集- 花形新次俳句1*24-11-29
残念句集- 花形新次俳句124-11-28
屍句集- 花形新次俳句224-11-27
愛の句集- 花形新次俳句124-11-25
二句- 落とし子俳句3*24-11-23
_- 落とし子俳句3*24-11-21
おじいさんになっても- 森田拓也俳句16*24-10-2
お言葉ではございますが- 森田拓也俳句7*24-9-24

Home