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なんか
一生懸命名に
書いている
それが
他人様から
みて
あーだ
こーだ
と
いわれても
まったくお構いなしで
つまり、
あいうえお、
かきくけこ
って、アレ?
まだ ....
妖しく燃え立つ大地の
白く輝ける夜更けに
残忍な、
神々の祝祭が終わると、
廃墟に零れた
紅い 涙の滴りを吸って
一輪の、
ことばの花が咲いた
その名は、わたしたち
生け ....
魂を売りに骨董屋へ行った
もちろん詩人の魂は売れなかったが
特別な思想とか宗教をもたないのであれば
家の掃除とひきかえに昼飯を食わせてやると言われた
それじゃあ、と言って
骨董屋の凝固まった ....
垂直に伸びた滑らかな心地よい破滅が、
有機LED照明の夜を華やかな血の色に染めて
犬になる、坩堝に溶かされたユダヤの歴史を切なく青い闇に灯していた
まるで愛のない‥‥産地偽装した悦びの声と
そ ....
天かす饂飩がウマイ
ほうとうも好きだけど
立食いの鰊蕎麦も好きだけど
断然、味噌カツがウマイ
って、あれ?
まあいいや
炊きたてのご飯がウマイ
ピザトーストも好きだけど
ミー ....
天にまで届く巨きな思想が地獄からのび生えている
虫けらの死骸を運ぶ蟻のように
縦型の思想へ群がった神の似姿たちは、
あるときは雷に撃たれ
またあるときは激しい雨に叩かれ
赤い翼のある蛇ど ....
消えた夏の色はメロンソーダ
あれは遠いとおいむかし日ざかりの庭で
風もなく揺らいだ瞳のなかの碧
バルコニーへ運ばれたグラスを透かして
チェリーの沈んだ泡立つ海へと
白い帆に秋の風をうけて走る ....
錆びたトタンの切れ端を腹に巻いた彼には、まだ、顔がなかった。二十もすぎて今更もう顔なんて要らないよォ、という。が、顔がないので当然、話すのにも口がない。にもかかわらず、「家に住むのに屋根がナインだよ」 ....
あたらしい妻とあたらしい夫、
あたらしい家とあたらしい隣人たち
愚かで口うるさい奴らは死んだ
そして煩く吠える犬もいなくなった
穴の開いた靴下はもう履かない
寝苦しい夏の夜に鼾を聞くこと ....
首のないMを幾度も抱いた
いろんな場所で、いろんな服を着せて
街のホテルよりも野外での変態プレイが多かった
いつもボクがしたくなったときだけ利用した
首のないMの下着を勢い脱がして
柘榴 ....
その場所へは、けして女たちは近づけなかった
淫らな忌避の場所をひらいて渡来のひとのごとく片足を立て、
障子戸からこぼれた露わな月日に焼けて黒ばんだ太い柱に背を凭れ
毛深き勇者は衆道の男ど ....
多孔質の美しさが祇園精舎の鐘の声とともにさも永久不変なものと対峙するように
赤い舌を震わせ懸命に【au】の発音を試みては痛々しい失敗を繰り返した
だがそれは抗不安薬による副作用に違いなかった
....
宇宙人みたいな顔のやつがTVに出ている
どのチャンネルに変えても、
出てくるのは宇宙人みたいな顔のやつばかりだ
そして久しぶりに街に出ると、
高級ファッションで身を固めた
超ド派手な宇宙 ....
蟻たち、潰れろ。
そうやって踏んづけても
蟻たちは行進を止めない
畜生め。きっと人間だって多すぎる
戦争だ、
疫病だ、
地震だ、
飢餓だ、
ひび割れたアトミックパワーが ....
デッキを叩きつける大粒の涙や嫉妬に狂った風、
幾度でも海に落ちる雷の眩しい光とけたたましい声が鳴り止まぬ
転覆するくらい傾いては揺りもどす破れた帆の船に乗った弱虫どもよ
今夜もセイレーンたちが舞 ....
スムーズに話そう、あいにくと私の前にいる逃げ出した夜は詩人で難聴気味だった
たとえば、私の友人であるアナトール・フランスの書いたやつを読んで
【隠された表】と【真実である裏】を交互に推測し、幾度で ....
だって夢に出てきたのだから仕方ないじゃない
まさか個人の夢にまでイチャモンをつける奴もいないだろう
で、そいつがさぁ。人間みたく二本足で走って
夜の街をぶらつくオイラの方へと身体を揺すりながら向 ....
目蓋の夜、窓の外では四角い人造石の街が美しく燃えている。
でもタバコはやめない方がよい。
目蓋の夜、見えない戦闘機が無差別爆撃をつづけ、火炎とすさまじい爆発音が窓ガラスを割った
....
そして七色の虹の彩りと、
眩しい雲のカタチナキカタチ
大空を埋め尽くす、風を切る白い翼のある愛ダノ、
――愛ユエノ、激しい憎しみダノ、
Πανθειον
甘い潮風が私の肌にそよぐ ....
碧い夢の水面(みなも)を映した瞳は、
ただ見るともなしに忘れられた出来事を想いつづけ
あの日、高い山の頂から眺めた
無数のもがく手と足が遠い海までつづく
静かな、地獄図を見ている
秋の空 ....
細身の女は、
恐ろしく小さな核ミサイルを抱いて
なぜだか不思議と人通りの少ない
一匹の異様に痩せた野良猫の、
か細い瞳で睨んだ薄汚い裏通りに
幾年月も在り続けたベンチさえ置かれていない露天の ....
は、「蝶」だった。
彼女は、彼の血が殆ど「白い花」であることなど知らなかった。
また猫を被った「砂漠」の似非民主主義の下に隠された
支配と、からくり仕掛けの国体そのものが
火と硫黄の燃 ....
たとえば試みに、「Another HTML-lint gateway」で某サイトを採点しました。
(http://bungoku.jp/)
結果は以下の通り。↓
「たいへんよくできました」
限 ....
蜜を垂らしたグレンチェックの太股に群がるメタルボディの虫たちは「Ψ」の甲殻に暗い愛を孕んで、野蛮な大顎にまだ温みのあるバニラの薫る【Eggnog】を零したモザイク画の尖塔を咥え、スミレ色の格子のある柄 ....
お好み焼き、したいと思った。んで、さっそく朝から買物にゆくと、ジャスコもライフもイズミヤも近商もどこもみんな群馬産のキャベツだった。わざわざ手間と時間をかけて西日本の肉や野菜を関東方面へ出荷し、その後 ....
き、き、
夏空にもくもくと湧き出した巨大な雲たちの間に間を、眩しい白の半袖シャツを着た大勢の子供たちがまるで天使のように飛び交い、
き、き、
炎を混ぜた白い煙をさかんに吹き出す二階建 ....
また、わたしが見ていると、一羽のわしが中空を飛び、大きな声でこう言うのを聞いた、「ああ、わざわいだ、わざわいだ、地に住む人々は、わざわいだ。なお三人の御使がラッパを吹き鳴らそうとしている」。
第五の ....
始原の時を想わせる煌めく土や眩しい空の濃さが生々しく匂いたち、
かけらは、怖ろしく深い渓谷を穏やかな春に渦巻くつよい風にはこばれて渡る
その惨く美しい花の乱舞を無邪気に、遠くパノラマに見渡して ....
荒く乱暴に削られた悲しくも不真面目な凹凸のある石畳は、煌めくルビーがさんざん泣いて叫んだあとのように、まだ温みのある紅い夜の涙でびっしょりと濡れていた。
蒼褪めた馬の首を被った人を殺したおまえたちが ....
竹内芳郎著「文化の理論のために(岩波書店、1981)」は、マクルーハンの「機械の花嫁」を読んだときに覚えた興奮以上のものを僕に与えてくれた。
しかし彼の唱える「カオスとコスモスの弁証法」は単なる ....
海さんのatsuchan69さんおすすめリスト
(193)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
どうよ?_
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atsuchan69
自由詩
2*
14-1-18
わたしたち_★
-
atsuchan69
自由詩
7*
13-11-25
グリーンピースの意味
-
atsuchan69
自由詩
9*
13-11-21
幸せの風
-
atsuchan69
自由詩
4*
13-11-12
まあいいや
-
atsuchan69
自由詩
5*
13-10-26
縦形の神話
-
atsuchan69
自由詩
5*
13-10-22
メロンソーダ
-
atsuchan69
自由詩
10*
13-10-17
Mein_Sohn,_was_birgst_du_so_ba ...
-
atsuchan69
自由詩
6*
13-8-26
ニュータウン
-
atsuchan69
自由詩
8*
13-7-28
首のないM
-
atsuchan69
自由詩
6*
13-7-17
殺しの記憶
-
atsuchan69
自由詩
5*
13-6-17
擬音のごとく
-
atsuchan69
自由詩
5*
13-6-7
宇宙人みたいな顔のやつ
-
atsuchan69
自由詩
12*
13-5-28
大量殺戮時代
-
atsuchan69
自由詩
8*
13-3-16
海の魔物たち_☆
-
atsuchan69
自由詩
8*
13-1-25
歴史の外側
-
atsuchan69
自由詩
11+*
13-1-10
コンソメパンチの犬_★
-
atsuchan69
自由詩
9*
12-12-19
閉ざされた眼瞼と伝わらない言葉による意識の誘導
-
atsuchan69
自由詩
8*
12-12-1
ΙΧΘΥΣ_☆
-
atsuchan69
自由詩
6*
12-9-28
沈められた瞳
-
atsuchan69
自由詩
5*
12-8-8
暁のエクスタシー_★
-
atsuchan69
自由詩
11*
12-5-16
麗しき火星のプリンセス、_★
-
atsuchan69
自由詩
8*
12-4-20
ワタシヲシバルモノ
-
atsuchan69
散文(批評 ...
8+*
12-2-24
グレンチェックの太股_★
-
atsuchan69
自由詩
6*
11-12-18
鏡の中にある如く
-
atsuchan69
散文(批評 ...
9*
11-8-29
き、き、☆
-
atsuchan69
自由詩
13*
11-7-27
休止と区切りのモノローグ_☆
-
atsuchan69
自由詩
11*
11-5-14
薄紅のかけら
-
atsuchan69
自由詩
11*
11-4-15
形骸_★
-
atsuchan69
自由詩
8*
11-2-22
美しいことば
-
atsuchan69
散文(批評 ...
8*
11-2-15
1
2
3
4
5
6
7
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