すべてのおすすめ
秋風は蛙の詩(うた)を繰り返し {ルビ露=つゆ}{ルビ露=つゆ}{ルビ露=つゆ}あとは反復

秋は無言で何も聞こえない

秋湿り関係は匂いのなかに

{ルビ紅葉=もみじ}記憶と{ルビ現在=いま}は同じもの

尊厳など ....
曖昧な横顔秋の海

社会の腕力から逃れて逃れて秋めく

階下に運ぶ珈琲のように長い時間をこぼした

それぞれの孤独を持ち寄って孤独なままでいる

空が斜め渡り鳥
昔から縷々とおんなじおはぎかな 秋の水夢は記憶を問い質す

初風や意識は速く存在は遅く

秋は存在の季節蚯蚓鳴く

インドネシアの少数言語送りまぜ

夕焼けが一瞬目を覚ます

秋めく何も変わっていない
ルルカ newさんの俳句おすすめリスト(5)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
望郷の念- 足立らど ...俳句4*23-10-4
忘却- かち俳句323-10-3
渡り鳥- かち俳句823-9-29
おはぎ- 足立らど ...俳句6*23-9-24
秋の水- かち俳句223-9-23

Home