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寂れた街頭の下で踞り

嗚咽混じりに初めて涙を流した

無関係の喧騒の中で

動かずともよいと何かが囁く

その頃はいつも歌が生まれた

言葉を持たぬ血を捧げながら


ゆっ ....
「まだ私を抱いていて」

貴方の部屋に響いた声は

既に誰の声でも無くなっていた

ベッドの傍らのサングラスに映る

エンドロールが滲んで消えた


「貴方の傍にいたかった」
 ....
リリーさんの静さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
have_nothing- 自由詩6*23-12-25
The_Inerasable_- 自由詩523-10-14

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