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{引用=
いつからか、おなじ風景をみていて その光景が、なにか いつもと違っているような、そんなふうに想えるような どうしてか、陽射しの注ぐ よく晴れた日のこと
 ひとの話し声や、遠くのひとかげや ....
{引用=
いつからか生きていて、
それから
名称のない日をきょうもおくり、
ゆくゆくの事も
少しは考えるけれど、
いつか
夢の
なか
ゆめにゆられて
ゆめの
なか

ような ....
{引用=音}
 拾ったノート
 裂かれた紙片
 路地裏で思案する

 この筆跡は、
 群青に滲むヤドカリの砂

  いまに消える声
  ゼンマイの破片

 砂利に、ちいさな仔犬
 ....
{引用=


   日々のいたみを忘れるように
   ときおり視野の淵をはしる線
   四季の陰影をかなでる奏者
   モノクロームで、ことたりる
   もう
   彼方からの
   ....
{引用=




あの日 ぼくは くうきの なかに
浮かんで いました、


次第に 浮かぶのに
つかれる ように なりました

(なった のかも しれません)


その ....
すぎさるものいとし
いつものみちよるべなく
てのうちいれた指の
すぎるもの零れぬよう
はかりにかけるちのこえ
わすれてに仕舞う
いちぢくのみの爪さき
海のうちおちてくみ
ゆうど ....
{引用=
 そのことについて


その後のことについて

しゃがんで空を見た


 そこには何も無い。


そのことがそのあとにあったのであれば、
その前のことを想像しま ....
もはや零戦、
向いにたなびく羽根

とおりの母屋
の棚
そっと舞い降り

  終着地

辿りついたのは
       平屋の
     墓地

 置き忘れたもの
    戸 ....
 目が覚める
生存しているのは誰か
 私とは誰なのか

空気の中を漂って
 街道に迷子している
雲間に揺れている

教えてくれないか
 何処にいるのか
誰がいるのか

 今も何 ....
  ・{引用
            ⚪︎}
   波音 のない夜の海の
   靴底の湿りけ。
   波の 、{ルビ音=ね}に

{引用=
    𝘹 }
{引用=なにも 想うことは  ....
砂を、食べている
無限に広がる
砂漠で

時々蜘蛛を、見つける
その、内臓も食べる。

そうして今日も
照りつける太陽に焼かれて
流れ出る汗と熱に

揺れる視界に
方向感覚 ....
{引用=

  ぼく に は わ
  かる   、
  きみの かわい とこ
  が 、

  何処かで 失われた
  ないぶが


  表皮の裏側で
  うずくまって いる
 ....
 煙りのなか、ただ どうしようもなく佇んでいる。
 煙り、のなかに、ただ、どうしようもなく

 灯りはある、そして機械がある。



  機械的に機械するわたしは機械ではない。
 ....
水の 
なか
に、
泳ぐ


記憶のなかを
 明滅する光
濾過されて
 蒸留する

西へ、
それから再び東へ
ゆく鳥は
籠を抜けて
飛び去った

 八月の日 ....
夢のなか

表紙を開く

夢のなか

雲の詩篇

夢のなか

破られた紙片

夢のなか

遠い所にいた

夢のなか

爪で弦を{ルビ弾=はじ}く

夢のなか
 ....
 羽氵、。


はじめに幻の
景色、の虹  。
の掛かる書棚に
零れおちる埃
、砂の
粒で
/眼が霞
むから
すり抜けて 透過する
そこに は、存在しない
永遠の向こ  う岸 ....


 たとえ どうして 流れを {ルビ留=と}める 事 は できない
 時計の 針の {ルビ音=おと} あかい 水 あのときの 紫に 覆われて
 過ぎ去っていく その ことを 情景の 景色に ....
 雨
 {引用=水}
  に
 針{引用=が} 蟻

 革

  の本


 インク

{引用=は}
 柔らか

{引用= 𝘪𝘵}{引用=+}
 刻印


 香料 ....
いまとなれば
遠いおはなし

うすい膜のなか

半透明の階段をのぼる
(あしおともきこえない)

くうきの浸透圧で
うかぶ猫の蒼い眼が揺れる

水の音が、間隔をおいて、したた ....
波がそよいで

靴底に、沁みる

遠い水を{ルビ浚=さら}い

 海が伝う。

    {引用=あの日}

そっと {ルビ掬=すく}い

手の内にきえる


一瞬、少 ....
 


それ は 、無言、の内に

、声 、を発する

なにも 語らない 、有機的な 沈黙 、

 そういうものに 触れていた

雨に、 打ちつけられて

 そうして佇んでい ....
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タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
落とし物- ryinx自由詩1024-12-5
ao- ryinx自由詩1224-11-27
- ryinx自由詩1324-7-28
短詩- ryinx自由詩1024-6-29
あの日- ryinx自由詩824-4-5
夜はやさし- ryinx自由詩5*24-2-2
,_2020__- ryinx自由詩7*24-1-23
破調- ryinx自由詩8+*24-1-1
海の底- ryinx自由詩7*23-8-29
夜、[草稿]- ryinx自由詩12+*23-8-24
砂漠(草稿_II)- ryinx自由詩13*23-8-18
200_million°- ryinx自由詩7*23-8-14
20230805°- ryinx自由詩10*23-8-5
八月の幻影- ryinx自由詩11*23-8-1
夢のなか- ryinx自由詩4*23-7-27
記憶。- ryinx自由詩3*23-7-19
Untitled- ryinx自由詩5*23-7-7
午後。- ryinx自由詩8*23-6-29
sketch- ryinx自由詩4*23-6-24
raindrop- ryinx自由詩8*23-6-22
stone_.- ryinx自由詩6*23-6-10

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