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朝に桜並木を通るたび
垂れ下がる何本かの枝に
無数育つ花芽を観る
今朝に花芽はもう目一杯、
膨らみ茶黄色に揺れながら
花開くその時に備えている
沈黙のうちに生成し
盛り上がる命の ....
朝の歩道沿いの桜並木、
垂れ伸びた枝の此処彼処
赤らみ膨らむ無数の芽、
じわりじんわり時を待つ
老婆が立ち止まりそれを見ている
ぶつぶつ宙に言葉放ち
じっと動かず凝視して
この六 ....
独り、歩む途
この冷える夜に
彼岸花咲き誇る、
土手に白鷺降り立ち
用水路たどりすすむ
のっそりのそり進む
この冷える夜に
咲き誇る彼岸花群れ
白鷺、脇に息づき進み
....
朝の光に華やかな
紅梅の花の群れ、流れて揺れて
意識、うっとりあけてひらき
紅の点描、今や無数無限
朝の光彩を闊達に浴び
光景に溶け入るわたしが居る
朝に身一点を感じれば
一日は恐れずに足らず
繰り返す日々に
こうべを上げれば
また光の青空が広がり
僕はたゆまぬ努力する
勇気を持ち
リアルなひとりの人として
宇宙の瞳を凝 ....
日がな一日
謎は謎として取り残され
私は五感の縛りに沈む
思いは鬼火のように揺れ動き
逃れる的を掠めていく
現象する本質を
律動する思考を
掴みかけては取り逃し
夢の底で溺れている
....
夜の窪みに熱、流し込む
冷える体に脳髄羽交い締めにされ
それでも何とか意識保ち
熱流し込む、夜の窪みに。
(幻の子供たち、
布団の周りを飛び跳ね
私の愛情は何処にも繋がらず
生き ....
リリーさんのひだかたけしさんおすすめリスト
(97)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
花芽のうた
-
ひだかた ...
自由詩
8*
23-3-12
桜並木
-
ひだかた ...
自由詩
7
23-3-6
みち
-
ひだかた ...
自由詩
4
23-3-1
紅梅
-
ひだかた ...
自由詩
11*
23-2-26
朝に
-
ひだかた ...
自由詩
3
22-7-11
独白
-
ひだかた ...
自由詩
8
21-1-16
分裂
-
ひだかた ...
自由詩
6*
16-4-30
1
2
3
4
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